がんばれコンサルタント! 第299話:コンサルタントが絶対に理解しておくべき「仕事」に対する概念

●最新セミナー情報

大好評「コンサルタントのための5大戦略」セミナー5月、7月(東京)…受付中。絶賛90回以上の開催。「オンデマンドWEBセミナー」は、深夜早朝も随時参加でき好評です。詳しくは「セミナー情報」を参照ください。

●特別講座ご案内

がんばれコンサルタント!600号突破を記念して、「実学コンサルタント商売」ベーシック講座<全12回>を開催いたします。くわしくは、「コンサルタント講座」をご覧ください。

●最新刊のご案内

最新刊『コンサルタントのための“キラーコンテンツ”で稼ぐ法 〈新装版〉』『売れるコンサルタントになるための営業術〈新装版〉』、セミナー収録ダイジェスト判CD等を発売中。詳しくは、書籍・CDのご案内を参照下さい。

 

 

「ゴトウさん、3年前の独立するときに、思い切って教わりにきて本当に良かったです。もしあのときに知らずに今やっていると思うと、ゾッとしますよ…」── 次の打ち手のためにご相談にお越しになられている方のお言葉です。

いわく、独立に際して様々なことを考え、準備し、そして「●●でやっていこう」と思いながらも、「念のために?」的に当社のセミナーにご参加されたとのこと。

当社にお越しになられた方に、後ほど伺うと実は結構こうしたケースは多く、「確認のつもり」くらいの気持ちで来られたら、「えーーー!!!」と言わんばかりに、思いっきり勘違いしていたという人が非常に多いのです。

この方の場合も、まさにそのパターンだったとのことで、「頭をハンマーで殴られた!」…と。もちろん、断っておきますが、当社では実際に何か物で殴るというようなことは一切しておりませんので、それくらいに衝撃を受けたということですが…。

では、なぜそれほど衝撃が…ということですが、簡単に言ってしまえば、「仕事」というものに対して、多くの起業を考えている人がイマイチよく理解できていないで始めてしまっている、からに他なりません。思っているほど、誰もそのことをハッキリいってくれないからです。

もっと言えば、ハッキリ言ってくれる人がいない…というより、理解できている人が極端に少ない…と言うべきかもしれません。言葉は悪いですが、「学生は勉強するのが仕事」もっと言えば「子供は遊ぶのが仕事」といった、そうした言葉の延長レベルでしか「仕事」を考えていない人が本当に多いのです。

いくらなんでもそんなことはない!と怒ってきた人もいましたが、聞いてみれば「働くのが仕事でしょう!」と、思わず「大丈夫ですか? どこまで本気ですか?」と心配になるようなことも…。

もちろん、これらの言葉が根本的に間違っている…などと申し上げるつもりは毛頭ありません。しかし、観念的な想いで使う言葉と、本質的な意味を理解するための言葉とでは、明らかに理解した上での使い分けが必要ということです。

大事なことは、「仕事」と言えば、なんでも仕事になってしまう点です。遊ぶの仕事、勉強も仕事、働くのも仕事、汗をかくのも仕事、頭を下げるのも仕事…。もう、なんでも仕事になります。

そうだ、仕事というのはそれが本当だ…とは、いくらでも言えることですが、では一つ伺いますが、仕事をすれば「独立」できるのでしょうか?「起業」が上手くいくのでしょうか? もっと言えば「商売」や「ビジネス」さらには「事業」が成功していくのでしょうか?

5年、10年と、しっかり「経営」をされてきた方であれば、このような質問自体がまさに愚問なのですが、現実問題として、仕事と商売の違いをまともに理解せずに、何か仕事をするために「がんばる」、何か「資格」、何か「専門性」…といったふわっとした感覚で始めてしまう人が、驚くほど多いのです。

当社がなぜ、わざわざこうしたことを申し上げているのかと言えば、「他の職業ならいざしらず、他ならぬコンサルタント業を選択される人であれば、最低限“商売をする”ことの本質的な理解なくして、一体何をご指導されるのか…」ということだからです。

サラリーマンが使う「仕事」という言葉と、コンサルタントが使う「仕事」で、そこに本質的な違いが理解できていないとしたら、これは当然、「指導そのものも、極めて危うくなる」と断定できます。商売もビジネスも分かっていない人が経営指導することになるからです。

一時が万事で、その人の考えや行動も、ことごとく「サラリーマン的仕事」を抜け出ることがなく、しかもその違いにすら気づかない…ということが延々と続くことになります。その行く末はどうなるのか…は、言うまでもありません。

ゾッとする…とは、まさにこのことで、肩書としての社長にはお金を出せば誰でもなれるが、経営ができなければ経営者を続けることはできない…のと一緒です。何か作業をしてその対価、つまり労働対価をもらうのと、自社の扱い商品を売って客商売するのとでは、根本的に意味が違うことなのです。

商売を腹の底から分かっていなければ当然、指導と称するものも、意味不明の単なるアドバイスや資料作成…くらいにしかならないということです。それは本当にあなたが実現させたいと願っていたことかどうか…ということです。

あなたは、商売、ビジネス…の展開に向けて歩を進めていっていますか?
 あなたの夢の実現、商売の成長のための確認は大丈夫ですか?

 

 

著:五藤万晶

●コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。

がんばれコンサルタント!- 無料メールマガジン登録 -


●好評セミナー開催中!

開催実績80回以上。売れるコンサルタントになるために、具体的にどう活動していけばいいのかを分かりやすく解説する実務セミナー。「まさに、眼からウロコ!」と絶賛。 詳細→ こちらを参照


●書籍、好評発売中!

『コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法〈新装版〉』

コこれまでに350人以上を直接指導し、年収3,000万円はもちろん、1億円プレーヤーも多数輩出してきた核心、「コンサルタントビジネス成功の本質」を説いた珠玉の名著、ロングセラー&シリーズ化に伴い待望の新装丁で発刊!。詳細→ こちらを参照