がんばれコンサルタント! 第300話:成功する人に必ず共通する、大きな夢や目標を実現させる秘訣

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「ゴトウさん、これまでに関わった人で、大きく飛躍した人とイマイチの人とに、何か違いってありましたか?」── 先日、コンサルタント仲間で話をしていて、「がんばれコンサルタント!」のコラムが、そろそろ300号になる…と話題になった際に訊かれた言葉です。

内容的にちょうど300号に相応しいということもあり、それでは…ということでじっくりコラムにすることに。間違いなく重要なテーマだからです。

当社は、コンサルタントの方々のご支援業という仕事柄、お越しになる方々は皆「先生」または「先生を目指される方」です。そして当社の立ち位置は常に「裏方」となります。これは当社に限らず、コンサルタント業というものの本質が裏方業だからです。

このため、すべての方々の活動を把握することも出来ませんし、表立ってどんな状況か教えてくださいとも言えません。あくまでも先方の善意によるお知らせ以外には、内情を深く知る由もないのがコンサルタント業なのです。

それはともかくとして、当社にお越しになられた方は、これまで200人以上になります。実に多くの方々がコンサルタントとしてご活躍を果たされていっていますが、中でも、まさに群を抜くような、特に大きく羽ばたかれた方というのが何人かいらっしゃいます。

ちなみに、当社にお越しになられる方は、各業界のトップクラスの方々がお越しになることも多く、自分がこれまでに積み重ねてきた知識や経験、現場で培ってきたノウハウ…などを武器に、独自のコンサルティングとして体系化し、多くの企業、経営者、クライアント指導を通じて大いに貢献しようとお考えの方々ばかりで、いわば非常に優れし方々がお越しなるのが特徴です。

その中でも群を抜いて…ということですので、言葉以上に本当に凄い方…と言えるのですが、こうした方々に共通する「ある思考」というのが、やはりそうした成功を大きく左右し、支えてきていると断定的に言えることがあります。

この「ある思考」とは何かと言えば、ズバリ「運命」に対する考え方です。この分かるようで分かりにくい「運命」というものに対して、一体どのように考え、捉えるのか…は、人生に本当に大きな影響を与えていると言わざるをえないからです。

運命というものに対して、人は誰でも、どこか定められしもので制御不可能なもの…という印象を持っているものです。「これは運命だから…」と言われれば、どこか「仕方がない」という思いもでてきますし、一方で「そんなものは意地でも変えてみせる!」という想いが沸き立つ人もいるでしょう。

意地でも変えてみせる…とは、逆に言えばそれだけ「あがなうのが困難」と、認識しているからに他ならないのですが、それだけ避けるのが難しく、「良き運命に恵まれたい」とどこか祈る気持ちにさえなるのが、運命と言えるのかもしれません。

誰でも、順風満帆な仕事や人生というものを願うものです。しかし、なかなかそのような都合のいい状況にはなりません。むしろ困難が次から次に起きては、目の前に立ちはだかり、決断を迫られる連続というのが現実でしょう。

時には「悪いときには悪いことが重なる」…の言葉にもあるように、なぜこんな目に…と自らの悲運を呪いたくなるような、次から次の困難がまさに襲ってくるような状況もあるでしょう。

打開のためにもがくも、一向に光が見えず、いつしか心が折れてしまう人も世の中には少なくありません。このとき彼らは「これも運命だ」と考えるかもしれません。

運命というのは本当に捉えどころのないものです。しかし、古より人はどこかでそれを分かりつつ、僅かに活かしていくことを編み出しているともいえます。それが、運命を分解した言葉に現れているといえます。

一口に運命と言っても、そこには、「天命」もあれば「宿命」もあります。先の「これも運命だ…」の言葉は、「宿命」の言葉に置き換えたほうがよりしっくりくるでしょう。一つ言えることは、定められていて、あがなうことができない…と考え「あきらめる」ときに用いられるのが宿命ということです。

一方で、挑戦に対していかなる困難が立ちはだかろうとも、決してあきらめない…という場合、この挑戦者の言葉は、「これを天命だと考え、必ずや実現する!」といった言葉を口にされます。

目標や夢が大きければ大きいほど、この立ちはだかる障壁も大きくなります。それだけ困難も大きく、悩みも深く、傷つくことも桁違いに多くなっていきます。しかし、天命と考える人には、それも天命だと捉えて乗り越えることを諦めません。

不思議なもので、自らの夢や目標を「天命」だと考えるに至る人は、ほぼ間違いなく自己の小さな夢の実現から超えて、より多くの人々の願いや想いを背負い、自分の命を使ってそれを一歩でも近づけようと考えはじめます。

人は自分のためではなく、他人の想いを背負って困難に立ち向かうとき、驚くほどの力を発揮するようになりますが、これこそが「使命」の本質と言えるでしょう。

偉大な経営者は、多くの社員を率いて経営の舵取りをし、顧客を喜ばせて取引先も増やしながら事業を成長発展させていきます。そこには私欲だけではとても越えられない大きな困難や壁があり、多くの人の願いや夢を背負ってこそ、もっと言えばそうした皆の願いをエネルギーに変えるからこそ、群を抜く成功を実現していくことができる…と言えるでしょう。

同じ運命でも、夢の実現のために困難を乗り越えることすら運命と捉えるのか、それとも困難にひれ伏して前世から定まっていると考えて諦めるのか。そこに、挑戦を避ける安住のための言い訳としての運命の言葉は本当にないか…。

挑戦なきところに天命なし──。あなたの夢や願望の前に立ちはだかる困難は、運命ですか? それとも宿命ですか?

天命と考える人の成功が、多くの人に待ち望まれています。
 次はあなたの番です!

 

著:五藤万晶

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