がんばれコンサルタント! 第374話:自分のビジネスを展開できる人、結局下請けで終わる人の違い

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「ゴトウさん、うすうす分かっていたのですが、私はいままで随分がんばってきたと思いますが、そろそろ限界になりました…」── 今年前半のセミナーにお越しになられてから、当社にご相談にお越しになっている方のお言葉です。

まさに「限界」の言葉どおり…と言えばおだやかではありませんが、ニッコリされながらお話しされる内容に、じっくり耳を傾けていました。

伺えば、昔からガムシャラに頑張るタイプだけに、勤め人のときから「倒れるんじゃない?」というくらい仕事をがんばってきてとのこと。独立しても必死に頑張り、お陰様で年収もかなり多く取れるようになった…とのこと。

それなら何も問題ないのでは? と思う人も多いかもしれません。しかし、ご本人にとっては実に大きな問題で、それに気づいてしまった…というのです。それは、「いまやっている仕事を、どれだけ頑張っても、もう〇千万円は絶対に行かない…」ということ。

極限までがんばるタイプだけに、時間的余力を考えれば、もうほとんど残っておらず、むしろ今でも限界なくらいにがんばっている…。かと言って単価を好きに上げられる訳でもないだけに、どう考えても目標年収は絶対に不可能…というのです。

みなさんいかがでしょうか。色々なご意見があると思いますし、人によっては2割増えるだけでも十分…という人もいるでしょう。

しかし、改めて考えるとき、どれだけ努力しても、「自分の収入はココが限界」と決まって、それがハッキリと分かってしまうとき、言いえぬ虚無感につつまれないでしょうか…ということです。

仕事や年収に限ったことではありません。趣味でもスポーツでも、「これで終わり」といったゴールや限界が見えてくるとき、なにか侘しさというか、哀愁や悲哀を感じる人は多いものです。

会社に入って一生懸命に働き、30代も後半から40代に入れば、「だいたいもう見えてきてしまった…」と話す人が多いものです。スポーツ選手でも、引退するときなどは、その際たるものと言えるかもしれません。50過ぎになると、それこそ色々な限界が見えてくる…。

「まだまだやれる!」と、誰もが考えながらも、いつかその限界点的なものを感じるときに遭遇してしまう。冒頭のご相談の方の心境は、まさにこれに類したというか、「気づいてしまった」ということだったのでしょう。

では、なぜニッコリなのか…。それは「ビジネスをする」場合、仕事や年収で限界と思われていたシバリが、解き放たれるからです。簡単な話、10億円ビジネスを展開している経営者は、ゴロゴロいる…ということです。

当社が「コンサルティングビジネス専門のコンサルタント」と標榜しているのは、まさにここで、仕事や年収で考えているのは、あくまでも入口であり、それはあくまでもコンサルタントという、肩書きレベルの話。

それを大きく越えて、ビジネスや経営、事業としてコンサルティング…に広げていってもらえるよう、その具体ノウハウをその方々に応じてコンサルティング指導している訳です。

そこには、自分が作り出していくビジネスがあるだけに、限界はいくらでも書き換えが可能です。起業して年商何十億、何百億の会社があるのと同じです。少人数のコンサルティングビジネスでも同様に、5億円や10億円ビジネスは十分可能だからです。

この「ビジネス展開」を行っていくために、絶対に不可欠なことが一つあります。それは「自分で作ったビジネスをやる」ということです。

他人がつくったビジネスの下請けをしている限り、そこにあなた独自の世界を築くことは永遠にできません。下請け仕事で決められた範囲の中でやっていくしかないからです。

価格に関しても主導権を握れません。振られた仕事をこなす。決められた範囲の中での話になってしまいます。これは、語弊を恐れずに言えば、いわば、「欲の抑制ができるなら…」というのが本当のところです。

冒頭の方が言われた「限界」…とは、「もう他人のビジネスで下請けを続けるのは、精神的に無理」。大切な自分の人生を考えるとき、「自分のビジネスを築きたい」…という欲望が、ついに臨界点に達したということです。

自分のビジネスを展開するとき、必要なのは、「自分の道具」であり、「自分の商品」、そして「自分の商売の展開策」です。あとは少しの勇気。

振り返れば、「ほんの僅かな勇気」かもしれませんが、人生を悲哀にくれるのか、謳歌するのかを分けてしまいます。

 

著:五藤万晶

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