がんばれコンサルタント! 第145話:コンサルタントが自腹でテストをしなければならない理由

●最新セミナー情報

大好評「コンサルタントのための5大戦略」セミナー5月、7月(東京)…受付中。絶賛90回以上の開催。「オンデマンドWEBセミナー」は、深夜早朝も随時参加でき好評です。詳しくは「セミナー情報」を参照ください。

●特別講座ご案内

がんばれコンサルタント!600号突破を記念して、「実学コンサルタント商売」ベーシック講座<全12回>を開催いたします。くわしくは、「コンサルタント講座」をご覧ください。

●最新刊のご案内

最新刊『コンサルタントのための“キラーコンテンツ”で稼ぐ法 〈新装版〉』『売れるコンサルタントになるための営業術〈新装版〉』、セミナー収録ダイジェスト判CD等を発売中。詳しくは、書籍・CDのご案内を参照下さい。

20150324A_03

「ダイレクトメールの反応率って、どれくらいあるんですか?」── 郵送DMなどで案内した時、セミナー参加のお申し込みがどれくらいあるのか…ということに対してのご質問です。

1通100円ほど掛かる訳ですから、千通出せば10万円掛かる計算です。3千通ならその3倍ですから、反応がどれくらいあるものなのか…は、誰でも気になるのは当然かもしれません。

なにせ、もし一人も参加申し込みがなければ、10万円単位のお金が消えていくことになります。ですから実施前に…という話です。

結論から申し上げれば、「実施方法によって、反応0%から、反応10%くらいまで、驚くほどバラバラ」というのが現実です。物の本に書いてあるような、「ダイレクトメールの反応率は3%前後…などという数字が、いかに意味の無い数字なのかは、実施してみればスグに分かります。

実際、2千通出して反応ゼロ、ということもあります。100通ほどで8つの反応ということもあります。ちなみにこのDMに関しては、内容はまったく同一です。送り先が違うだけでも劇的な差が出たりします。

ですから必ず「自腹で実施してみてください」と伝えています。理由は単純です。金額の差はともかく、「自ら試したことと、見聞きしたこととでは、天地雲泥の差がある」からです。

企業で実施するような金額を、一個人のコンサルタントが行うことは現実的には無理かもしれません。しかし、単位こそ違えど、自腹を切って自分のビジネスのために実施したことは「真剣そのもの」であり、その経験が実に大きな糧になります

この自ら試すということには、「何がポイントなのか、どこを変えれば効果があがるのか…」といった実務ノウハウを得られることと、「自腹でやった経験により、クライアントの心理状態を知り、また指示にも重みがでる」というメリットがあります。

大事なことは、知識として知っている情報を話すことではなく、「具体的にどうすれば、良い結果が得られるのか」という生々しい指示ができることです。

当たり前のことに聞こえるかもしれません。なぜこうしたことをわざわざお伝えするかと言えば、「自分で試したことがないセンセイが世の中余りにも多い」からです。

人前で単にしゃべっているだけで済む仕事や、学校の授業ならいざ知らず、ビジネスの指導をするコンサルタントや先生であれば、「売上をあげる」とか「儲かる」とか、「お客さんが増える」といったことに対して、感度が高くなければ一体何を指導できるのか…という話です。

この感度を高めることの、最も実用的かつ現実的な方法が、自らのビジネスに対して自腹で様々なトライを行うことです。このことにより、自分のビジネスを強くすると共に、ますます現実的なノウハウがつき、善循環が回り始めます

なけ無しのお金を使いながら、自分のビジネスを強くしていくために投資して、実際にやってみる。このとき、一般的な数字など、まったく関係のない自分だけの数字や工夫がそこに宿ってくるのです。

あなたは自らのビジネスに、営業投資、販売投資、様々なテスト…を行っていますか?

 

著:五藤万晶

●コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。

がんばれコンサルタント!- 無料メールマガジン登録 -


●好評セミナー開催中!

開催実績80回以上。売れるコンサルタントになるために、具体的にどう活動していけばいいのかを分かりやすく解説する実務セミナー。「まさに、眼からウロコ!」と絶賛。 詳細→ こちらを参照


●書籍、好評発売中!

『コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法〈新装版〉』

コこれまでに350人以上を直接指導し、年収3,000万円はもちろん、1億円プレーヤーも多数輩出してきた核心、「コンサルタントビジネス成功の本質」を説いた珠玉の名著、ロングセラー&シリーズ化に伴い待望の新装丁で発刊!。詳細→ こちらを参照