がんばれコンサルタント! 第297話:夢や目標を紙に書いて実現していく人と何も変わらない人の違い

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「ゴトウさん、おかげさまで念願だったコンサルタント業が本当に軌道に乗り、売上目標だった●●●●を突破することができました…。5年ほど前から当社によく起こしになられている、今非常に活躍の著しい方からのお言葉です。

売れるコンサルタントになって本当に活躍したい…と、真剣な眼差しで お話いただいたのは昨日のことのように今でも鮮明に覚えています。本当に努力を重ねられた方だけに、目標をしっかりとクリアされて、ご本人の喜びもひとしおといったところでしょう。

5年というものが長いのか短いのか…は、ご本人でなければ分からないところですが、現実的に言えば、過ぎさった後から考えれば本当に「あっという間に感じる」という人が大半です。だからこそ怖いのですが…。

ビジネスでも人生でも、自分が掲げた夢や目標を実現していくことは、本当に嬉しいことですし達成感ももの凄いものがあります。では、この実現のためには一体何が重要か…ということです。

こういう話をするとき、「自分の夢や目標は、紙などに書くことで、それが実現していく」といったことを言う人がいます。よく耳にする話ですが、果たしてどうなのか…ということについては、大きく分かれると考えています。

面白いのは、当社には実に様々な方がお越しになられますが、目標を言われたり掲げたりしているという人で、実際にスタートを切って始めるという人は やはり少数派ということです。

これは起業する、ビジネスを始める、ということはやはり「怖い」ことですし、リスクを伴うだけに、思わず尻込みしてしまうということはある意味当然のことです。 一方で果敢にスタートを切る人というのがいますが、この両者の違いは一体何か? ということです。

もちろんただ闇雲にスタートを切れば、それで素晴らしいなどというつもりは一切ありません。起業すると言う言葉には「全て失うかもしれない」と言う非常に重い決断を伴います。最終的には「すべて自分に返ってくることなので、何をどう言おうが自分が負うしかない」のが、飛び出すということのリスクだからです。

ですからこれが嫌という人は、言葉は悪いですが「首輪という命綱」を絶対にはずさないに限ります。自由や夢の実現に恋焦がれても、命綱をはずせば文字通り命の保障はないのですから、しっかり付けておくしかありません。

一方で「そんなのは絶対イヤ! 一度しかない人生なんだから勝負する!」、という人は逆に命綱を切るしかありません。ただし、実際に進めていく中で「想像していたよりは危険ではなかった」とか「幸運に恵まれた」とか「想像以上に大きなメリットがあった」…という話は、やった人であれば頷かれると思います。

これは、起業前にいくら考えていてもわからないことが多々あるからです。 重要なことは「海の中のことは、客船から飛び込む前にはいくら想像してもわからない、ということです。

問題は、このよく分からないことに対して、単純に恐怖に感じたり机に座って学習したり、単に紙に書いてもムダということです。

分からないことに対して恐怖は誰でも感じますが、どうしても外に出たいのであれば、現実的には「溺れながら泳ぐ方法を習得していく」しかありません。もっと言えば「浮く方法」というべきでしょう。

「いつか海に飛び込む」をただ漫然と考えていても、海に飛び込む勇気は永遠にわきませんし、仮にチャンスがやってきても「格好よく泳げる自分」を意識高く持つことは勝手ですが、「あれが足りない、これが足りない」と自分の机上の学習効果を理由に単純に遅らせるだけなら、まさに「単なる意識高い系」と言わざるを得ません。

では実際に飛び込む人はどうなっているのか…ということですが、「いつか海に飛び込む」を強烈に念じながら、自分に期限を約束したり、実践さながらに息を止めてみたり、溺れたときにつかめそうなものを考えたり、それこそ風呂場でもなんでも実際に試してみたり、浮きそうな大きなものを海に投げ込んで確認してみたり…。

目的意識がハッキリしているので、格好良さや理論理屈ではなく、どうすれば海に飛び込んであの島に行けるか…だけを必死に考え、その実現を日夜念じて次の行動に移していっているのです。

ビジネスの場合、特にスタートを考えがちですが、実際には3年、5年、10年…と続けていく中で、様々な試練が待ち受けています。やっとつくった小舟には、次々と大波が押し寄せて転覆の危機は何度もやってくるのです。常に「新しいことの連続」であり、「実現のために何をすればいいのか?」を考える連続と言えるでしょう。

そういう意味では、20年や30年とビジネスをやられてこられた経営者に伺えば、理屈抜きに、時代の荒波を越えてこられた独特の強さがひしひしと感じられるものです。

当然、一度切った命綱はありませんから、自分で必死にもがくのです。これが強さになっていくのです。ビジネスを軌道に乗せてステージを上げ、大きなビジネス展開にしていく…ことは本当に大変でもあり、喜びでもあるのです。

実現するためには何が必要か…。それがダメなら次はどうするか…。実際にやってみて一歩でも半歩でも近づいていく。そのことを紙に書きながら努力する人たちがいます。単に口で言っていたり、単に紙に書いている人たちとの大きな違いは、まさにここです。

あなたは、自分のビジネスの夢、目標の実現のために、具体的な行動を取っていっていますか? 

 

著:五藤万晶

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