がんばれコンサルタント! 第29話:コンサルタントの“害悪と寝言”

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第29話:コンサルタントの“害悪と寝言”

 当社は、独立系ビジネスコサルタントを対象にしたアドバイス業ということもあり、お越しになられる方の多くは、実際に企業に訪問されてコンサルティングを行われる方々です。

 企業コンサルタントとは、関わる企業の成長発展をお手伝いするのが仕事です。ですから、その企業の売上を伸ばし、儲けさせることは当然のことです。ただし、重要なことが一点あります。そのコンサルティングに骨太な哲学や思想が宿っているか…ということです。

 「衣食足りて礼節を知る…」という言葉のとおり、人は誰でも、待ったなしの状態であればなんとかして…となるのは自然の摂理。緊急対策というのは必要ですが、ある程度お腹も膨れて服も着れるようになっても相変わらず、欲しがるだけ…というのは実にさもしい限りです。

 厳しい経営環境の中でも、企業が利益を必死にあげようとするのはとても大切なことです。この国の経済を支えているのは何といっても企業だからです。企業が活性化しなければ、モノは動かず、雇用も生まれず、新しい商品もサービスも生まれません。

 そういう意味では、利益を上げられない企業は、社会の役に立っていないお荷物とさえ言えるでしょう。奇麗事やお役所だけでは経済は絶対に回らないのです。

 「景気が悪いから利益が出ない」と言う方もいますが、バブル景気の絶頂期でさえ倒産した会社はたくさんありました。失われた20年と言われるこの時勢に最高益を更新している企業もたくさんあります。

 多少の影響はあるとしても、経営者が率いる企業の努力と工夫、そして新しい需要を生み出していっている成果が、「利益」という成績表となって現れていると知らなければなりません。

 しかし一方で、「利益を上げることが第一」的な、利益だけをひたすら追求する「儲かれば顧客に不利益があろうが、安全性が損なわれようが、その他は二の次、三の次」…という企業も存在します。

 かの二宮尊徳翁も、「道徳なき経済は害悪であり、経済なき道徳は寝言である」と残したように、どちらかに偏った考え方で済むほど、世の中、単純だったり幼稚ではありません。

 特にリーダーは、「強さと優しさ」、「攻めと守り」、「顧客の要望と企業の要望」、「鬼と仏の心」、「売上の短期増大と長期的な信頼」、「我欲と奉仕の精神」、「選択集中と分散拡大」…といった相反することに、実務で向き合わなければならない機会が非常に多いのです。

 こうしたことに、正しくかつ、巧みに手が打てるリーダーでなければ、健全な事業の成長発展を実現するこなどできず、企業とは名ばかりの“景気頼みの作業集団”になるか、もしくは、“どこかにカモはいないか集団”のどちらかになってしまいかねないのです。

 あなたの思想が単なる奇麗事や机上の空論であったり、儲け主義や詐欺まがいであったりすれば、関わる企業にも多大な影響を与えかねないのです。

  コンサルタントには、企業や経営者に、この相反することを正しく諭し、みずからも実務で対処できることが強く求められます。経営全般について万能になることは不可能でも、少なくともあなたが専門としているコンサルティングの分野において、類まれな成果をあげる実務ノウハウの上に、人々を幸せにする骨太で豊かな哲学、思想を宿しているか…。

 理念なき企業に骨太な成長発展がないように、企業の成長発展のお手伝いをするコンサルタントは、「道徳なきコンサルタントは害悪であり、実力なきコンサルタントは寝言」なのです。

 


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