がんばれコンサルタント! 第150話:本物の道を歩ける選ばれし人とは…

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「ゴトウさん、率直に言って、私のこのコンテンツの可能性はどうでしょうか…」── 先日、グループコンサルティングの最終日の際、ご参加されていた方からのご質問です。

誰でも、未知のステージに足を踏み入れる際には、ワクワクする高揚感と同時に、得も言われぬ不安が漂うもの。現実問題、最後はやってみなければ分からないのがビジネスです。しかし、その成功確率を少しでもあげたいと思うのは、誰にも共通することだと思います。

昨今では、コンサルタントや講師として起業しようとする人が増えてきたこともあってか、巷には「自分に自信をつける方法」とか「どうパフォーマンスするか」、はたまた「こうすれば稼げる」…といったことが、まことしやかに言われています。

これらの先生業の真偽はともかくとして、大事なことは、「プロ野球のマウンドに立ちたい」という夢を本当に叶えようとするなら、「小さいころから毎日毎日、体を鍛えてボールを投げ込む」という当たり前の基礎訓練をしてきたか、という点に集約されるということです。

草野球で、「ピッチャーやりたい!」という程度なら誰でも「やらせてもらえる」かもしれません。アマチュアの世界には本当の意味での責任もありませんので、小手先のテクニックでもそれなりの効果が期待できます。

一方、プロの世界とは、真の勝負の世界です。プロフェッショナルとは、それでお金をもらって生計を立てている人をさします。負ければ引退というのがプロの世界です。だから恐いのです。震えるのです。

この現実を前にしたとき、前述のような上辺のテクニックがいかに無力かは、本番を迎えた時に嫌というほど味わわされることになります。

理由は単純です。「勝たない限り、生き残れない」からです。「充実」や「楽しい」で生きていけるほど、世の中は甘くはありません。

コンサルティングで言えば、人前で話をして「○○コンサルです」といって、それで仕事が済む程度のことなら、何も深く考える必要もないでしょう。しかし、本当にコンサルティングに入って、クライアント先の期待に応える指導と結果をだせるか…という、プロのマウンドに立つとしたら、話はまったく別次元となります。

怖くてたまらない…。しかし、それをやりたくてここへ来たはず。

自問自答の中で、唯一、本当に自分の心の支えになるものこそ「下積み」の経験なのです。

世の中、下積みを時間の無駄だと称する風潮もありますが、どんな商売でも、下積みには極めて重要な意味があります。

いつか自分のお店を出したいと想い描いている人が、料亭に修行に行ってもすぐには包丁を握らせてもらえず、お店の外の掃除ばかりやらされている…。ようやくそれを抜け出せたと思っても、買出しとかひたすら素材の「下ごしらえ」ばっかり…。

本人的には、「雑用ばっかりオレにやらせて、ちぇっ! つまんないなぁ~。早く包丁もたせてくれよ!」と、いつしか耐え切れず辞めていく…ということがあります。

「料理」を上手になってお店を出したいと思っている若者にとって、それを教えてくれない親方は、「酷いおやじ」であり、こんな下積みを我慢しても時間の無駄…と考えるのかもしれません。

しかし、お店を実際に出すことを考えるとき、「どんなお客さんが来るのか」を知らずして料理をつくることなど、究極の手前味噌だということくらい、誰にもすぐ分かるはずです。

お店の外の掃除とは、お客様を迎える準備であると同時に、どんなお客様がお越しになっているのかを知るためと考えるとき、極めて重要な意味があったことが分かります。

そして、いかなる料理も、素材選びと丁寧な下ごしらえがなければ、舌の肥えた上質なお客様を満足させることなど、到底できるものではありません。もし、下積みを避けて、「料理を学んだ」という若者がお店を出せばどうなるか…。

経営の現場でもまったく同じです。コンサルタントになりたい…と、「決算書」「マーケティング」「経営学」…などを学び、「資格」を取ったとしても、経営の現場を知らずして、そしてクライアントを知らずして何を指導するのか…ということです。

むしろ、営業の現場、接客の現場、モノづくりの現場、企画の現場、制作の現場…といった経営の様々な現場でしっかり働いてきた人は、必ずといっていいほど独自の経験やカン、判断基準やノウハウ…を持っています。

しかも、これはご本人が思っている以上に、実は凄い実務ノウハウであることも、経験的に断言できます。

弊社が、「10年以上、経営の現場で働いてきた方」を対象としている理由は、まさにここにあります。第一線で頑張っている人、その独特のやり方や考え方に、大きなチャンスが宿っているのです。

下積みを避けてきた人には分からない、本当に自分を鍛えてきたからこそ可能な、「自分独自のステージ」を創り出すことが可能なのです。まさに、「本物の道を歩くことができる、選ばれし人」、それが下積みを越えてきた人、あなたなのです。

「自分にできるかな…」の時代は、もう過去にする時がきました。「自分がやらなければ…」の時が来ています。勇気を出すその時が来ています。次はあなたの番です!

著:五藤万晶

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