がんばれコンサルタント! 第234話:起業家として、忘年会に絶対に用意しておくべき大事なモノ

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一流は次々、新しいことに悩む。二流は毎度、同じ事で悩んでる。

 

「ゴトウさん、いよいよ年の瀬ですね~、来年はどんなことを予定しているんですか?」── 12月も後半になりますと、忘年会が盛んになりますが、先週のある飲みの場所で聞かれました、親しい仲間の方からのお言葉です。

まもなく今年が終わる…というこの時期、心理的にも「何か区切りをつけたい…」という想いがこみ上げてくるもの。自分は少しでも成長できたか…、今年は何か一歩進むことができたのか…、目標として掲げていた新年の想いはどうだったか…など、自然と回想して一つ納得できたら…と思う時期かもしれません。

職業柄、様々な方と忘年会的なことでも一杯、中でも中小企業の経営者の方々とは、昔から数多くご一緒させていただいてきました。

実は不思議なことが何度かありました。何度も何度もご一緒している方でも、その年によっては「なんだかつまらない、気が重い…」と感じることがあったのです。

その時にはまったくといっていいほど気づかなかったのですが、これは決して、その経営者の方の話がつまらないとか、会いたくない人…ということではありません。むしろ話は面白いですし、とても気さくでご一緒していてとても楽しい方です。それにも関わらず、「何か気が進まない…」という年が何度かあったのをよく覚えています。

勤め人時代のことですから、いろいろな理由があったかもしれません。しかし、今になって一つハッキリ言えることは、「仲間と楽しく話をするためには、自分の成長、自らのステージが上がっていっている状態でなければ、ちっとも楽しくも面白くもない」という事実です。

もちろん、昔の学校時代の友人といわゆる「昔話に花を咲かせて…」という場合は、懐かしさで充分楽しいかもしれません。しかし、この場合でも毎年…となったら昔話の価値も下がり、やがて「新しい話題ない?」となるのが関の山です。人は誰でも、同じ話を何十回とは楽しく聞いてられないのです。

特に社会人になって出会う方々というのは、基本的にビジネスで知り合う方が圧倒的多数になります。まして起業したり、経営者ともなれば、もう自然と周囲はビジネスでの知人や仲間ばかり…という状態になって不思議ではありません。むしろそれが当然とも言えるでしょう。

重要なことは、このビジネスに関係している大切な関係者、仲間というのは、「互いに切磋琢磨して競争している間柄」だということです。これは決して、相手を蹴落とすとか叩いてといった意味ではありません。良い意味でのライバル=好敵手ということなのです。

これには、「そんなことは考えていない…」という人もいるかもしれません。しかし、単に懐かしさだけで会うことが不可能な、現在進行形の仕事に関係している仲間の集まりにおいて、もし「今年一年、自分の成長がほとんどなかった」むしろ「去年より悪い状態になった」…といった時、仲間と会うのが極端に重くなる…ということは、実は誰にも共通で感じられることに違いありません。

前述の経営者の方との飲み会で、気が重くなったりした年があったのは、自分が成長せずに、もっと言えば何か大事なことをサボったり、大事なことを決めなかったり、逃げて同じところをウロウロしていた…というのが、その年の締めくくりに現れてきていいた…ということなのです。

何度もこうした、「決断しないがための同じ所で悩む…」という経験を重ねた方々は、皆総じて「失敗してもトライする!」という重要性を、もう腹の底から理解していて、だからこそ、その確認ともとれるがごとく、互いに「来年どうするんですか?」と聞き合うのです。「来年何にチャレンジするんですか?」…と。

忘年会を楽しくする秘訣…。いや、忘年会を利用すると言ったほうがいいでしょう。それは、自分のステージを一段上げるための、新しいチャレンジ、決断、挑戦…を自ら決めて、固く決意して仲間と話をすることです。

重要なことは、単なる実施内容などではなく、リスクが伴うような挑戦であることです。せっかく人前で宣言するのですから、大きな挑戦でなければ意味がありません。だからこそ、自分自身にも火がつき、そして実際の一歩につながり、本当に現状を変えて新たなステージを切り拓く原動力となるのです。

現状を変えたければ様々なことを利用すべきです。忘年会はまさに都合のいいチャンスなのです。

あなたの「来年はこれをやるぞ~!」は何ですか? 仲間に宣言されていますか?

 

著:五藤万晶

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