がんばれコンサルタント! 第310話:コンサルタントが知っておくべき、個人の潜在力を開花させる秘訣

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「ゴトウさん、先日のコラム300号記念のセミナー、あれ本当に参考になりました。意識というのは本当に大切ですね!」── 先般開催した記念セミナーに参加された、コンサルタント仲間の方のお言葉です。

いわく、いつも意識していることではあっても、改めて活躍している二人のコンサルタントが発する言葉には、まさに「はっとさせられる」ものが数多くあったとのこと。なかでも意識が未来に向かっていることを強く感じた…と。

弊社ではいつも申し上げていることがあります。それは、「ライバル研究」に時間を割いてもムダですよ…ということ。もっと言えば、あなたが大きな成長を遂げたり、ビジネス的な成功を収めたいと切に願うなら、その考え方そのものを排除しない限り決して夢は叶わないですよ…と。

この手の考えをお伝えする時、はじめて聞かれる大多数の方は、「へ?」というようなお顔をされます。まあ、ある意味当然なのかもしれません。世の中、「ライバル研究」「分析」「マネ」…といったことを推奨するところが大半だからです。

このため、アタマの中から行動一つにいたるまで、驚くほど「ザ・コピーマシン」とでも称すべき、人真似ばかりやっている人が世の中、びっくりするほど多いのです。

いくらなんでもそんなに多くは…? との声がたくさん聞こえてきそうで、ちょっと言い過ぎたかもと言うべきかもしれません。しかし、例えばコラム一つ書くのでも、「自分の見込み客にしっかり伝わるものを書いてくださいね」とお伝えすると、急に「なにを書けば?」となってしまうケースは決して珍しくないのが現実です。

実際、「ゴトウさん、コラムって本当に難しいですね。簡単に書けると思っていたんですが、いやはや…」と必死にがんばっている方は本当に多くいます。ご自分で、「そのギャップに気づいた」のですから、後は努力を続けることで必ず到達すると思いますが、問題は「ギャップにも気づいていない」人が、これまた驚くほど世の中多いのです。

分かりやすく言えば、「自分が無意識で誰かのマネをしている」場合や、「できているつもりでもレベルに全然到達していない」とき、また「そもそも、何のためにやるのか考えていない」といったビックリするレベルもしばしば…。

「いくら何でも、なにのためにやるのかを考えていないってことはないでしょう…」と、これまたお叱りを受けそうな発言かもしれませんが、この無目的という、驚くべきケースの人が、現実には本当に多いのです。

メルマガ一つ、コラム一つ、セミナーでも本でも…、ちょっと聞いてみると実に不思議な答えがよく返ってきます。「なぜコラム書いているんですか?」──

バカバカしいことを訊いてきたといった表情は見慣れたものです。しかし、その表情とは裏腹に、「そりゃ、お客さんを増やすためで…」と、言うそばから語尾が弱弱しくなっていくのです。ご自分でも何か思うところや感じるところがあるのでしょう。

お店で販促チラシを作製するとき、もし既存のお客さんや見込み客の人に響かないものであれば、「こんなチラシつくってたらダメ」と指導するハズです。少なくとも販促に関わったり、経営指導するコンサルタントであれば…。

それでもお客さんがたくさんで大繁盛していればもちろんOKですが、閑古鳥が鳴いているのに店主が「いや、気ままに書いているのがいいんですよ、それが自分のスタイルだから…」と、うそぶいていたら、それは「趣味」と断じて当然ということです。

こうした「何かつまづいている」場合の大きな共通点は、視点が「他者や自分の過去」に寄っている点です。他社で上手く行っているところばかり探しては、それを「見事なまでに表面だけマネする」のです。

そもそも「なぜそれをしているのか?」といったことなど、まるで考えることもせず、手段や形、表現方法、スタイル、口調…といったことばかり気にして、最も重要な「自分が何をしなければならないのか?」という、最も根底の部分を放ったらかしにして、すべてマネで解決を図ろうとしている…ということです。

当社が徹底してオリジナルにこだわるのは、人真似やパクリの会社が、真の繁盛も成長も、絶対に続きはしない…という、強い想いからです。余りにも単純なことだと思います。「自分の脳みそで考えられない企業が、長く豊かに成長することなど、絶対にあり得ない」からです。

ひるがえって、企業の成長を支援したり、指導をする…というコンサルタント本人が、人真似やコピー内容で何かを教えようと言うなら、これほど滑稽なことはない、ということです。こんなことは小学生でもスグに分かることです。

真に自分に誇りを持って、そして力強い指導をしていくには、まず自分自身のオリジナリティをしっかり固めることにつきます。この突き進む先に、自分が想像もしていなかった己の潜在力の開花が起き始めます。

自分の潜在力を開花させるには、自分が進むべき道を真に定め、そこを歩き始めたからこそ起きる、神様からのご褒美的現象です。自分が必死で考え、そして道を拓いていくからこそ起きる現象なのです。

新たな道を拓くのに、他人を見ていても何も起きません。過去をみていても先に進みません。必要なことは、未来をみて、自分がやるべきことを必死に考え、それを実行していくことです。

あなたがやるべきことを固めてください。
 あなたの本当の未来のために。

 

 

著:五藤万晶

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