がんばれコンサルタント! 第313話:コンサルタントが押さえておくべき、ブランド力を高めるための絶対条件

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「ゴトウさん、実際に始めてみると、想像していたことと違うことが本当に連発していますよ」── 昨年からお越しになっている、あるコンサルタント起業をされた方のお言葉です。

かなり大きめの会社に長年お勤めになられてきて、この先も安定が見込まれていたそうですが、それを振り払って当社に。現場で培ってきた経験やノウハウを活かして、他にない独自手法を体系化され、コンサルタントとして活躍していこうと本気で踏み出されている方です。

いわく、「起業前に周囲から聞いていた、外にでると大変だよ…という言葉が、身に染みて分かるようになった」と。でも一方で、その意味は極めて偏った言葉だとも気づいた…とのこと。

この「会社を出ると…」のフレーズは、本当によく耳にする言葉の一つだと思います。いわゆる「会社の看板」がなくなった途端に、蜘蛛の子を散らすように誰も自分によりなかなくなった…といった話は、現実によくある話です。

一声かければスグに飛んできてくれていた人が、「ちょっと忙しくて…」と気のない返事に愕然とした…とか、何か注文するにも「お代は先にもらえますか?」の一言に、思わず「なんだその言葉は?」とカッとなってしまったという人もいます。

冷静に考えれば、これまでは「会社と会社のやり取り」の中で、たまたま「担当者」としてその役割を演じていただけのことですから、そこをハズれれば「一個人」でしかないことは、わざわざ言われなくても分かっている…話だと思います。

しかし現実には、「周囲の豹変ぶり?」に愕然とする人が後を絶たないのは、それだけ「自分は実力でやってきた」と勘違いしている人が多いという証拠です。

だからこそ、いつも申し上げていることがあります。それが冒頭のコンサルタント起業された方の「極めて偏った言葉」というのによく表れています。

何かといえば、「自分のビジネスをつくろう」「自分の看板をつくろう」と考える人にとっては、まさにゼロからスタートになることくらい余りにも当然のことであり、これをどうやってブランド化していくかを考えることこそ、ビジネスの発展に直結すると理解しているからです。

至極当然のことです。お店一つでも最初は誰も知らない訳で、認知してもらって買ってもらってリピーターをつくって…と、地道な努力がなければ繁盛店になることも評判のお店になることもありません。

重要なことは、「自分でつくろうとしているか…」という、まさにその一点です。そしてもう一つ忘れてはならないのは、「ブランドとは、販売力と一対」だということです。簡単な話、「売れないものは絶対にブランドになりえない」ということです。

たまに、ブランドということに対して、デザインとか見た目のカッコよさとか、記号的価値…みたいなことで論説している人がいたりしますが、現実のビジネスの世界を少し見回せば、それは「自ら売る力がない限り、強い看板・ブランドを手にすることはできない」ということくらい、すぐわかることです。

どれだけ凄いと力説したところで、売れなければ世の中から消え去るだけです。また、自ら販売する力がなければ、「誰かに売ってもらう」しかなく、これは「生殺与奪権」を他人に差し上げていることに他なりません。つまり、相手が「あなたを売るのをや~めた!」と言った途端、以上終了になる訳です。

強い看板どころか、あまりにも弱い地盤の上に立っていることに気づかないほうがどうかしている…ということです。何度でも言いますが、自分で売れないものは、決して強い看板になることはないのです。

他人の看板で仕事をしていた人と共通点があるのは、まさにここです。だからこそ、そうした意識の人達からすれば、周囲が豹変する…ように見えるのでしょう。

一方で、自分のビジネスの看板を本気でつくろうとする人にとっては、周囲はゼロから信用を深めて協力してくれる嬉しい人たちに見えます。

似ているようで非なる職業がたくさんあります。特にコンサルタント業はその典型例と言えるでしょう。しかし本質は実にシンプルです。他人に経営を指導する…という人が、自分で自分のビジネスを売ることができないとしたら、それは…ということです。実に簡単な話です。

あなたは、自分のビジネスの看板を本気でつくろうとしていますか?

 

著:五藤万晶

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