がんばれコンサルタント! 第325話:コンサルタントが押さえるべき、成功要因に関する着眼の原則
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「ゴトウさん、コンサルタントとして活躍するために、自分の場合ならどなたを参考にしたらいいとかありませんか?」── これからコンサルタント起業をされるために、当社にお越しになられた、ちょっとユニークな内容をお持ちの50代の方のお言葉です。
コンサルタントと一口に言いましても、これほど「幅が広い職業」も他にないのでは? と思えるほど、実に多岐に渡るのが実情です。
そもそも、ハッキリと「こういう仕事」という定義もあるようでありませんし、誰がどう肩書きとして使うのも勝手ですから、「呼称」と「実態」で、驚くほど差がでてくることになります。
この「がんばれコンサルタント!」でも、よくお伝えしているとおり、「コンサルタントと似て非なる仕事」は、たくさんあります。いわゆるビジネスタレントや講師、講演の先生、また士業の先生…といった方々は、「士業・コンサルタント、講師…」といった言葉に代表されるように、ほとんど同じように扱われがちです。
問題は、肩書き上で同じように扱うのは構わないのですが、拙著『売れるコンサルタントになるための営業術』でも詳しく書いていますが、「イルカとサメは、似ていても、生存方法はまるで違う」のです。売れていくための営業方法、活動方法がまるで違うにも関わらず、他の職業のマネをしたらどうなるか…ということです。
さらに言えば、同じコンサルタントという仕事の中でも、コンサルティングのテーマや対象、スタイル、得意とする営業方法…などによって、これまた微妙ではなく「大きな違い」が出てきます。
簡単な話、営業と一口に言っても、「白兵戦」に強い人もいれば、「飛び道具」に強い人もいます。腰を落ち着けてじっくりが得意な人もいれば、飛び回るのが得意な人もいます。
営業や展開方法とは、ビジネスモデルとして「やらなければならないこと」に加えて、考えや個性、好み、耐性…といったものを加味してアレンジしていくべきものです。自分の体質に合わないものをずっとは続けられないからです。
こうしたことを前提に考えるとき、数百人以上の方と直接関わってきた経験上、モデルとしてご参考になるパターンというのが、いくつもあります。感覚的にも合いやすい例を具体的にお伝えすることで、イメージが湧きやすく活動もしやすくなります。
重要なことこは、こうした目指すべきモデル、目標像といったものがあるとき、そのどこをマネるのか…ということです。言葉では同じ「マネ」でも、やり方一つで天と地ほどの差が出てしまうからです。
例えば、そのままやっている内容や表現などをマネる…のは、それはマネではなく「パクり」であり、もう論ずる以前に、話にならないことです。
批判を恐れずに言えば、他人の内容をパクッて指導できると思っている時点で、それはコンサルティング指導などではなく、単にペラペラしゃべる程度の仕事しかできないことを意味している訳で、似非コンサルタント決定という証拠となります。
さて、「論外」はともかくとして、もう一つ、ミスしやすいものに、「成功している人の現在」を構造的にマネしようとする、というものがあります。
この「構造的なマネ」をお伝えするとき、「えっ?」それは問題ないどころか、いい方法なのでは? と多くの人が驚かれます。自分なりにアレンジして、ちゃんと自分のモノにしてるのだから…と。
確かに、パクリのやり方とはまるで違う話です。構造的な考え方や手法に関してマネるだけで、自分のコンテンツや手法に置き換えて活用する訳ですから、どこにも問題はありません。
そうです、問題はありません。ただし、「その段階に達するまでの工程」にこそ、本当にマネや参考にすべき極めて重要なことが潜んでいます。簡単な話、アイドルで有名になっている人のブログを読んで、同じようなブログを書いたり、歌をうたったところで、誰もその人に熱狂などしない…というのと同じ話です。
売れるコンサルタントになって活躍するためには、その険しい道のりを突破してくるしかありません。どれだけ辛く、厳しい絶壁のような道でも、越えてきた人たちがいます。その越えてきた状態が今であり、その活動だけがいま現在見えているに過ぎないのです。
早い話が、成功する前にこそ、本当の成功の秘訣が隠されている…ということです。本当にマネるべきは、まさにココなのです。
重要なことは、その崖をよじ登っているとき、一体何をしていたのか…ということです。これは、本当に内々の人にしか決して話をしてくれないものです。ある意味秘中の秘であり、恥ずかしい部分であったり隠しておきたい部分だったりするからです。
あなたは、この「崖のよじのぼり」について聞くことができる環境にいたり、聞ける人がいますか? 真にマネるべき、成功前のことを知って実行していますか?
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