がんばれコンサルタント! 第384話:コンサルタントという仕事と向き合い、見極めたい。そう強く思いました?

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「ゴトウさん、トモナガコウブンってしってますか?」── 先日、親しいコンサルタント仲間で話をしていたときにでてきた話題の一つです。

ヘ?トモナガコウブン? ナニソレ…? と、?がいくつも頭を駆け巡っていたのですが、話を聞いて「あ、それ、なるほど…」と、皆で大笑いに…。

ご存知の人も多いと思いますが、この「トモナガコウブン」とは「友永構文」と書くのですが、いま話題の「言い回し」として、流行語大賞?!は言い過ぎかもしれませんが、にわかに注目されている表現方法。

もともとは、Amazonが提供している有料動画サービス「Amazon プライム・ビデオ」で独占配信されている「バチェラー」という、恋愛リアリティの婚活サバイバル番組が、その話題の元になる話。そこに登場する中心的人物が友永さん。

一人のバチェラーと呼ばれる男性が、20人から始まる女性の中から回を追うごとに徐々に減らしていき、最終10回目に理想の女性一人を選んで…という連続ドラマ的番組なのですが、その中心的人物の友永さんの語彙力や、独特の言い回しが話題となり、ツイッターなどで「#友永構文」としてあふれているのです。

恋愛モノ? ドラマ? なんだそれ? と思う人も多いかもしれませんが、世の中、「にわかに敏」になれるかどうかは、とても重要と言えます。理由は単純です。「ビジネス・商売とは、機をつくるか、または捉えられるかは成長の源泉」に、他ならないからです。

仕事柄、たくさんの経営者の方々と接してきましたが、会社を大きく成長させている社長さんは、ほぼ間違いなく「機を見るに敏」であり、もっと言えば、何年も前から、チャンスをつくるための準備をして待っていたりしています。

このあたりは、「他のことには一切、目もくれないし興味もない」という視野の狭い人たちとは大きく異なる点です。

世の中の空気や潮目の変化、流行や新しい感覚、伸びていく領域…といったものに対して、「取り入れられるものはないか…」と常にアンテナが立っている…というのが、本気の経営者と言っても過言ではありません。商売は、売れてナンボですし、売れなければ事業を伸ばすことなど、決してできないわけですから、ある意味当然の事と言えます。

さて、ラグビーでも、去年までちっとも騒いでもいなかった人が、「にわかラグビーファン」?で、解説者も顔負けするくらいに詳しく語る人もいたりします。

面白いのは、「あいつ、急にファンになったりして、おかしい」と、馬鹿にしたり、白けた表情でさげすんだりする人が、少なからずいることです。

まあ、商売や仕事を抜きに、プライベートのことであれば、まさに「どうでもいい」のですが、ことコンサルタント商売として考えるなら、この「にわか」は、馬鹿にされても決してひるんではいけない。むしろ、絶対条件とお伝えしています。なぜなら、「人が熱狂する何かが、そこにある」と考えないほうがどうかしている…からです。

急に話題になったり、やたらとテレビで映っている、奇異な単語やフレーズが出てきた…といった時は、間違いなくそこに「何か」があります。

そして重要なことは、にわかにブームになったということは、「そのきっかけ」は、ほぼ間違いなく「誰かが仕掛けた」ことであり、「何かをきっかけに広まった」という現実があるはずだからです。

単なる一消費者で、商売なんて別に考える必要がない…というなら、特段気にする必要はないかもしれません。好き嫌いで、自分は関係ない…と放っておくのもアリでしょう。

しかし、ビジネスや商売繁盛のお手伝いをする立場のコンサルタントであれば、「なぜ流行ったのか」「どうやってはやらせたのか」「何が人の心をつかんだのか」「それがどう変化していったのか」…といった、「見えない何かを必死に読む」努力は、「決算書を読むよりよほど重要」ということです。

この現実を厳かに考えるとき、好きだの嫌いだのを言う前に、「世に広まっているものならまず受け入れる」という姿勢がなければ、ビジネスに携わる者として失格ということです。

どんなフレーズを使えば、ユーザー層に響くか…というのは、「決算書をどれだけ読んでも絶対に出ていない」ことですが、世の中で「にわか」に敏感であれば、これを捉えることが可能になってくるは間違いありません。

事実、大手家電メーカーはじめ、多くの「機を見るに敏」のショップや会社は、友永構文を使ってツイッターなどで商品やサービスの案内をしたりして、笑いを誘いながら宣伝効果を高めています。

ここでも無理やり? 使うとすれば、「めっちゃ凄いですね、コンサルタントという仕事は。だからこそじっくりと向き合い、その本質を見極めていきたい。そう強く思いました」── 

なんだそれ?! と突っ込まれそうですが、ここで、あえて書いてみました。理由はズバリ、「コンサルタントは、機を見るに敏が大事」ということを知ってほしいからです。

あなたは、機を見ていますか? あなたは「好きを多くしようとしていますか?」商売を成功させていくために、あなたは何が重要かをチェックしていますか?

 

著:五藤万晶

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