がんばれコンサルタント! 第393話:年頭に決めて実行すべき本当のチャレンジとは

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あけましておめでとうございます。いよいよ2020年が幕開けました。2020というキリの良い数字的なことや、東京オリンピックが開催される年ということもあり、例年よりどこか明るく元気で賑やかな印象を、多くの人が自然と受けられているのではないでしょうか。

これはとても良いことと言えるでしょう。無理に仕掛けたりしないでも、何となく明るい空気感がでてきているわけですから、商売的なことで言えば本当にありがたいことです。

その昔、高度経済成長時代やバブル時代、当時を体感した人たちに聞けば、「昨日より今日、今日より明日が良くなるのは当たり前で、そうした実感もあって輝いていた…」と多くの先輩方から聞いています。

失われた20年や30年といった言葉があり、日経平均株価を見るまでもなく、バブル時代を未だに数字的に超えていないことは事実としても、高度経済成長時代から比べれば、現在のほうがよほど豊かなことは間違いないのですが、おそらく大多数の人が、「いまいち未来を感じられない」と思っていると思います。

これは、人は幸福感や満足感、嬉しさというものに対して、絶対量や額ではなく、傾向値で感じるという本質があるからです。10億円持っていても、毎年5千万円ずつ減っていくとしたら、心穏やかではなくなります。

明るくお金を使うどころか、やけにギスギスとケチ臭いことをやるようになるのは、大きな資産を相続したけれど守るのさえ困難で、切り売りでなんとかしている…といったボンクラといえば語弊があるかもしれませんが、そうした人たちを見れば、すぐにわかることです。他人からみれば羨むような資産を持っていても、傾向値がマイナスであれば、明るさどころか、陰な空気が漂っていたります。

一方で、100万円しか持っていなくても、どんどん良くなっていくと実感が持てる人は、傾向値が良いので、明るく元気で朗らかで、お金も前向きに使ったりします。

こうしたことは商売の基本的感覚ですが、ビジネスを盛り立てる役目のコンサルタントであれば、バブル時代には遠く及ばないにしても、何かこうした高揚感といものが少しでも自然と感じられるときは、絶対にチャンスを活かしていきたいものです。

ただし、「チャンスさえあれば…」と言う人がいますが、チャレンジなきところにチャンスなど舞い降りて来ません。そもそも、ありったけの努力やチャレンジを行っている中で、偶然の産物的なことや、他の僅かな予定外的なことで転がってきたのがチャンスだったりします。

リンゴが欲しいと念じたり叫んでいるより、木に登っていくか、激しくさぶらない限り、欲しいリンゴは手にはいらないのです。

前回のコラムの年末号でも書きましたが、「年末年始の宣言」をすること自体は良いことですが、商売人なら具体的な「宣伝」することを忘れてはならない…というのが、本当のところです。

実際、「毎年、新たな宣言」をしていても、口だけで何も変わらないという、いわゆる「やるやる詐欺」が横行していたりします。まあ、人はそれほど他人の宣言など気にもしていないので、言ってる本人が最大の被害者だったりしますが、要するに何年経っても、歳だけとって老けていくだけでは、あまりにももったいないと言わざるを得ません。

夢や理想を本当の意味で実現していく自己実現には、チャレンジが絶対条件です。チャレンジなきところに、変化も革新も絶対に起きないからです。そして本物のチャレンジとは、現在の土台になっているものを変えるレベルのことを言います。

・アマチュアからプロに転身する
・収益の柱を変える、新たに生み出す
・既存販売方法とはまったく違う方法で売上をつくる
・既存カテゴリとは違う商品、サービスを生み出す
・既存客、客層とはまったく違う層を開拓する
・新天地で勝負を始める

…などなど。サイズやデザインが少し変わったり、型番や呼び名が変わったり、ちょっと機能やサービスが増えたような、いわゆる既存商品サービスの延長で、単に「新」な程度のことでは、少し売上利益は変わっても、3年後、5年後を変えるような変革を生み出すことはできません。

一歩間違えば、大きな危険にさらされる…。土台を踏み変えるレベルだからこそ、変革や革新が起きるわけで、それに値しないようなことであれば、与えられた範囲で仕事をこなす雇われの身ならいざしらず、プロの世界ではちょっとした取り組み程度…ということです。

大事なことは、ちょっとした取り組み程度を何年やっていても、大きな変化はついに起こせずじまい…になっていってしまうということです。そして、それでいいのですか?ということです。

だからこそ、停滞感が続くバブル後の30年に久しぶりに訪れる不思議な高揚感が漂う2020年、これを活かさない手はありません。

自らの本物のチャレンジにより、自己の商売、ビジネス、そして人生に対して、新たな傾向値をつくりだすことで、自己実現のキッカケをつくる本物のチャンスが生まれます。

2020年、あなたのチャレンジは何ですか?
そのチャレンジを本気でお手伝いします。

著:五藤万晶

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