がんばれコンサルタント! 第442話:自分の仕事に誇りを持てない人たちに共通すること

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「ゴトウさん、これ見てくださいよ。あの会社が裏で、犯罪まがいのことをしているかもしれないんですよ、どう思いますか?」── 親しいコンサルタント仲間の、ちょっといつもと違うテンションでの言葉です。

犯罪まがい…とは穏やかではありませんが、何事かと思って詳しく聞いてみると、思わず「ええっ!?」と声がでてしまうような話。

書けることとそうでないことがありますが、端的に言えば、名も知れた大手の指導的立場の会社が、実質的には犯罪を助長するような方策を、あろうことかセミナーで教えている…という疑義です。

犯罪…と言っても、脱税とかそういうレベルではなく、ありもしないことをでっちあげて人を貶めておいて、さらに金を巻き上げることを商売として吹聴しているというのですから鬼畜というべき話なのです。

いずれこのことが、そう遠くない日、白日の下にさらされる時がくるでしょう。そのときになって、我々は、ある意味とばっちりかもしれませんが、厳しい目で見られるかもしれません。世間から見れば、「同じ先生業」「同じコンサルタント」と思われてしまうかもしれないからです。

残念ながら、士業やコンサルタントに限らず、ビジネス的なことで何か教える立場にある人や団体は、一言で言えば「先生業」です。

正直な気持ちや感覚で言えば、「話にならないような輩と、同じ先生業、同じコンサルタント業なんて、絶対に言われたくない!」という想いが強烈にあります。もっとハッキリ言えば、極めて不快です。これは、仲間のコンサルタントも同じように憤慨しています。「一緒にするな!」…と。

「先生業」に限ったことではありません。様々な業界においても、必ずといっていいほど、「同業と一緒、十把一絡げになんてされたくない!」という方がいます。気骨あふれる経営者ほど、その傾向が強いと言えるでしょう。

何がそうした強い想いになっているのか…と言えば、そもそも、「何のためにその仕事や商売をやっているのか」という部分がしっかり定まっているからです。それだけ本気で考え、本気でビジネスをしているのです。

我々コンサルタントで言えば、「何のためにコンサルタントをやっているのか…」という根っこの部分が、本当に定まっているかどうかは、想像以上に重要です。

こういうと、口では何とでも適当に言えるというか、まともに定まっていなくても自分では「定まっている風」に装うこともできます。実際、そうした人も決して少なくありません。

なぜそんなことが分かるのか? 実に簡単です。ちょっと訊いてみればいいだけだからです。「なぜ、この仕事をしているんですか?」「何のためにやっているんですか?」…と。

どれだけ表面を繕うっていても、定まっていない人であればその言葉は軽く、本気で考えている人からすれば一瞬で見破れます。そして会話しなくても、その人や会社のウェブサイトを見れば、これまた一発で分かることです。

文字なら誤魔化せると思ったら大間違いです。本質的なことが何も伝わってこなかったり、道義的な部分が欠落していたり…。コピペで誤魔化せると思っている人もいますが、自分のやってきた半生とのつながりは、その人ならではのものであり、他人の作ったものを真似ても、整合性の無さは決して隠すことはできません。

酷いのになれば、事の善悪すら欠如していて、業界動向や計算、分析に終始し、お金になるなら他人を騙すことすら推奨したり…。

いい加減にしなさい! という話です。世の中の迷惑ですし、まさに社会悪です。そんな連中がもし、肩書に○○士やコンサルタントなどとつけるとしたら、絶対に許せない話です。真面目に本気で人生をかけてやっている方々に、とんでもない迷惑をかける連中だからです。

語弊を恐れずに申し上げれば、「何のために…すら定まってもいない人が、一体、コンサルティングと称して何を指導するというのか?」ということです。その手の輩に申し上げることはたった一つ。「コンサルタント業をナメるんじゃない!」── 。

勉強でも仕事でも、ビジネス…でも、何でもそうですが、「何のために…」がぬけていると、辻褄合わせに、ことごとく「おかしなことをやろうとする」のが人間の悲しい性です。根本が抜けているから、少しふらついただけで、踏ん張れないのです。

ビジネスにおいては、ちょっと逆境になるだけで、ほぼ間違いなく「カネさえ入れば…」と、人の道を踏み外すことを平気でやるようになったり、何もないところに無理やり問題を起こしたり、だましてでも金を手に入れようとしたり、さらには、屁理屈を言って正当化しようとしたり…。

基本的に何ら創造性がないのです。頭というより心が悪いから、タイヤをパンクさせておいて修理代をせしめるようなことでも平気でやろうとします。表向きは親切を装って近づいてくるだけに、極めて悪質と言えるでしょう。

人の幸せや世の中の成長発展などどうでもよく、ただひたすら自分のことだけを考えているそのやり口は、世の中で自殺者がどれだけ増えようがお構いなしに危険だ…と叫んでいる輩とも共通していると言えるでしょう。

しかし、世の中、天がみている…というべきか、そういう輩にはちゃんとしっぺがしがやってきます。自己矛盾に苛まれ、何をやっても苦痛になっていきます。

当たり前ですが、恨みこそ買っても、本当の感謝など、一切されることはありません。そこにあるのは、単なる後ろめたいカネのやり取りだけです。どれだけ自己肯定をしても、ぬぐい切れなくなってきます。犯罪者が自首したり、足を洗うときが来るのと一緒です。

そもそも、まともな人が寄り付かなくなり、ますますレベルの低い人やオカシイ人だけが集まるようになります。そして自ら仕事に誇りなど一切もてず、苦悶の連続が続くようになります。

一番分かりやすいのは、人相です。考えていることが劣悪だからそれがでてきてしまうのです。

40、50代にもなれば、その人の考え方や人生観、生きてきたことが顔に刻まれます。どれだけ骨格がよかろうが、薄っぺらい思考や劣悪な考えであれば、そういう顔になります。これを、まともな人は一瞬で見抜きます。

世の中に、本当に役立つコンサルティングが広まるために、そしてその仲間が増えるために、当社はまっとうに戦います。コンサルティングを貶めるような連中、先生業を貶める輩を許さない。

まっとうなコンサルティングというものを、強く、広く、経営者に伝えていきます。こういうまっとうなコンサルタントたちがいます…と。偽物にだまされないように、何度でも何度でも。ふざけたコンサルタントが駆逐される日がくるまで、何度でも…。

真にビジネスの成長発展を支援したいという、気骨あふれる方にこそ、当社は本気で後押しをします。真の仲間が増えることを喜びあいます。そして全力で仲間を応援します。

混迷の時代だからこそ、灯台の存在にならなければならないのがコンサルタントです。あなたも誇りに満ち溢れた道を選びませんか?

著:五藤万晶

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