がんばれコンサルタント! 第449話:コンサルタントとは何者か…に対する考察

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「ゴトウさん、まだコロナの影響が大きいですが、昨年から様々なことを取り組んでいたので、なんとか凌いでいっていますよ」── 3年ほど前に、コンサルタント起業を果たされて、忙しく活動されている方からのご連絡の際のお言葉です。

コロナで状況が一変し、悪戦苦闘されている方も多いのですが、知恵を絞ってなんとか凌いだり、すでに好転させていっている方も、これまた実際に周囲には増えてきています。

いろいろな方々がいますが、初めから影響がほとんどなかった方はともかくとして、巻き込まれて悪化してからも、ぐいぐいと好転させてきている方々に見られる大きな共通点があります。

それはズバリ、「みずからビジネスを回して繁盛させる」という感覚に極めて優れている…という点です。

まあ、言葉だけでは何か当たり前のように聞こえてしまいますが、この「がんばれコンサルタント!」でもずっとお伝えしてきているように、「コンサルタント業というのも、数多くある商売やビジネスの内の一つという現実を考えたとき、繁盛させるために、みずからのビジネスにどう手を打つのか…という話です。

他人の話をしているのではなく、あくまでも自分のビジネスへの打ち手の話です。とかくコンサルタント業の中でも、あまり上手くいっていない人に関して共通する不思議な傾向?に、「他人の商売へのアドバイスはやたらと熱心なのに、自分の商売については驚くほど無関心」というのがあります。

冗談で言っている訳でも、馬鹿にして言っている訳でもありません。もっとハッキリ言えば、「無関心というより無策」という人が、驚くほど多いのです。

いくらなんでも…という声が聞こえてきそうですが、初めて当社にご相談にお越しになられる人の中には、実際に結構な確率でいらっしゃいます。「実は、営業方法が分からなくてこまっていて…」と。

「営業をどうするか、そこが難しい問題なんですよ…」とは、お酒の席で冗談とか笑い話で言っているのなら、それこそいいツマミになりますが、本当にほとんど無策だったり何も思いついていなかったりだとすれば、それは「たしかご商売はコンサルタント業でしたよね?」と心配になってくる話です。

その根本理由の一つに挙げられるのが、「自分の商売の核が定まっていない」ことや「どう展開していけばいいのかが分かっていない」という、要は自分のコンサルティングや商売のやっていき方がまとまっていない…という問題です。

誰も、先生業の方々において、ビジネスの戦略を体系的にまとめたほうがいい…とは言ってこなかった現実が最大の問題です。なんとなくこんな感じで…と、まさに適当と言うと語弊がありますが、なんとなく進めてきた弊害が起きている訳です。

拙著でも書いていますが、世の中には、先生と呼ばれる人を十把ひとからげにして、こうすればいい…と、もう玉石混交以上の無茶苦茶なアドバイスを展開しているビジネス系の指導者というのがはびこっている問題もあります。

自分の商売において当たっている人ならラッキーですが、そもそもまったく違う商売なのに、それをあたかも同じビジネスモデルがごとく喧伝して「あなたもこうすればいい…」と言うのですから、いかがなものか…という話です。

それでも、「あれ?コンサルタント商売って、本当は何やる仕事なんだろう?」と気づけるかどうか…、これこそ重要ということです。

「コンサルタントとして会社の指導や経営者のサポートをする」…と言っておいて、自分の商売の繁盛について無策だったり「何をしていいのか分からない…」とすれば、そもそも「一体、何を教えるつもりだったんでしょうか?」ということです。

コンサルティングとは何か…については色々な考えがありますし、決まった答えというものは無いかもしれません。しかし、一つ言えることがあります。

それは、「クライアントに対して何か指導的なことをして対価を得るのであれば、その指導する内容に対して自分がそれなりにできていなければ誰も納得しない」という実にシンプルな現実があります。

早い話、商売繁盛を指導するのが仕事なんだから、それなりに自分の商売も繁盛させているコンサルタントでなければ信用に値しない…ということです。それ以上でもそれ以下でもありません。それが商売に携わっている者が考える常識というものです。

この辺りはどうも、お勉強系でこられた方からすると「ふざけるな!」とか「自分は儲けるためにやっているんじゃない!」と怒りだす人も方もいるのですが、単純に、嘘だと思うのでしたら繁盛している社長さんたちに直接訊いてみればいいでしょう。

「本音の話、儲かっているコンサルタントと、儲かっていないコンサルタント、どっちに頼まれますか?」と。「お客さんがたくさん入って賑わっているお店と、全然入っていないお店、どっちに行きますか?」というのと同じです。

別にあまのじゃくの話をしている訳ではありません。空いているお店が好きという人もいるでしょう。しかし、どこかの政治家や偉い方々の話を持ち出すまでもなく、世の中の現実や人の心理を考えた時、言っていることとやっていることが違えば人は言うことを聞かない…という、実にシンプルな話なのです。

だからこそ商売繁盛しているコンサルタントには、どんどんお客さんがついていっています。まさに善循環が起きています。

大きなチャンスが来ています。あなたはどんなコンサルタントで商売繁盛を目指しますか?

著:五藤万晶

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