がんばれコンサルタント! 第459話:「自分が納得できる本当の成果」をあげるための外せない重要ポイント

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「ゴトウさん、やりましたよ、先日のお客さんですが、契約してくれそうなんです!」── 昨年、当社のグループコンサルティングにお越しになられ、ご自分のコンサルティングをつくって目下、鋭意活動されている方からの嬉しいご連絡です。

契約…と一口に言っても、社会に出て20年、30年以上も頑張ってこられた方々です。大喜びするには当然、その理由があります。何かといえば、「自分が開催したセミナーから、コンサルティング契約に至る」ということが、現実に起きようとしているからです。

「なんだ、セミナーか」くらいに思われる人もいるかもしれません。しかし、自分が積み重ねてきた知識や経験、ノウハウ…というものを、コンサルティングとして提供できるようにしっかり体系化した上で、そして自らセミナーを主催してお伝えをし、その結果として「あなたにコンサルティングを頼みたい」と言ってもらえるこの状態…。

これを本当に通過、経験された方は、「大地に足を踏みしめて立っている実感がある!」とか、「すべて自分がつくりだしたもので成約にいたったという、例えようのない満足感」、「本当に生きてきた証を感じた!」…など、大いなる喜びを表現されています。

実際、冷静に考えてみても、どこかから借りてきたものではなく、他社の商品サービスを売っている訳でもなく、当然ながらコピーや真似事でもなければ、教材やマニュアルがある訳でもありません。すべて自分が独自につくりだした商売の世界です。それに共鳴して、ご依頼をしてくださったのですから、半端ない喜びなのです。

ただし、この喜びを感じるためには、普通のことをやっていても、当然ながら到達することは不可能です。ビジネスの世界で、特に「無形」の商売を展開するには、それを扱って売っていく実務が必要ですし、そもそも、商品化を甘く考えていて、単なる「講演レジュメ」や「研修メニュー」程度にしかなっていない人が、大多数だったりします。

実際にそのメニューで会社や社長相手にコンサルティングをしてみればどうなるかは、火をみるよりも明らかなのですが、その「実務の現場にすら到達できない」ケースが、これまた大半だったりします。どうやって売っていいのか分からないし、何をアピールしていいのか、分かっているようで分かっていないからです。

実際にやったことがある…と言っている人にも、ちょっと突っ込んで聞いてみると、実態は「会社の社員さん向けに研修的に教えた…」というものや、「教材としてつくっていくつか売れた」といったお返事だったり…。

正直な話、これで一体どうやってコンサルティングと呼べるのか? という疑問しか沸きませんが、重要なことは、「どれだけマネごとを重ねたところで、本当の一歩を踏みしめない限り、何の意味もない」ということです。

オママゴトはどこまで行ってもオママゴトにすぎません。ボードゲームの人生ゲームをどれだけ回数こなして達人になったところで、あなたの人生は何も変わらない…という余りにも当たり前の話です。

何事も、本当の意味での挑戦や勝負には、「ヒリヒリするような感覚」があったり、頭が真っ白になりそうな切迫感といったものを感じながらも、その恐怖に負けずに乗り越えていくところに凄さがあったりします。

だからこそ、語弊を恐れずに申し上げれば、「ヒリヒリするような怖さも感じないような、普通のことをどれだけやっていたところで、何か大きな成果があがることなど絶対にない」ということです。理由は言うまでもないですが、そもそも自分でも「記憶すらない」ハズです。

思い返してみてください。必死にがんばったこと、恐怖に打ち勝ったこと、ものすごい挑戦をしたこと…は、無理やり思い出さなくても鮮明に記憶しているものです。一方で、いくら思い出そうとしても、「普段の日常」や「慣れた仕事」「10年以上やっていることの数年前のこと」…などは、記憶が極めて曖昧になっているものです。

放っておいても誰かに言いたくなるようなこと、少し思い出しただけでも口をついて出てきて思わず喋ってしまうこと…。そう、何か大きな挑戦には記憶と言葉が伴うものです。

ちなみに、冒頭のコンサルタント仲間の方は、30年近くやってこられていた士業での知識やノウハウを生かして、自分独自のコンサルティングをつくりだすために当社にご相談にお越しになられた方です。自分の人生を本当に活かしたいのだ…と。

世の中最後の最後まで、まだ分からない部分があるから…と、ご契約に際してのアドバイスを申し上げましたが、翌日、「ちゃんとご契約に至りました!!」との嬉しいご報告をいただき、こちらも本当に嬉しい思いをさせてもらいました。そして、「ここから、本当にコンサルタントとして必死にがんばるところですよ!」と。

自分の半生を活かして生み出したコンサルティングですから、緊張はすれど、血の通った実務としてご指導ができるようになっているのが「コンサルティングの体系化の最大の利点」です。

40代はもちろんですが、50、60…になっても、むしろ円熟さを増して本当の意味で人生を活かしたビジネスをつくりだせるところに、この独自コンサルティング商売の醍醐味があります。そのためには、日常の繰り返しでは…ということなのです。

あなたは、今年いくつ、ヒリヒリするような挑戦をしますか? 

著:五藤万晶

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