がんばれコンサルタント! 第54話:コンサルタントのスピーチ

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第54話:コンサルタントのスピーチ

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 第52話の続きになりますが、「セミナーで話す内容について、何か注意することはありますか?」── これもよく尋ねられる質問の一つです。このご質問をいただいた時、ほとんどの場合、逆にご質問を返しています。

 理由は単純です。どこでどのような方を対象に話をされるのかが分からない限り、的確にお答えすることができないからです。私の職業はコンサルタントのコンサルタントですが、当然ながら時と場所と対象が変われば話す内容は変えています。

 極端な話、学生の前で、「コンサルタントというお仕事についてお話をしてもらえませんか?」という場合と、コンサルタントの方々向けに実務を伝える話とでは、当然ながら登壇の仕方も話す内容も違いますし、経営者がお集まりの時には、また内容を変えます。

 話の内容や話し方を変える理由は、対象者が違うからという理由もありますが、「そもそも話をする目的が違う」というのが最大の理由です。

 よく、「セミナー講師は話が上手でなければ…」といったことが言われたりしますが、話をする目的が、講演か研修かセミナー…かによって、「上手」の意味も、まったく違ってきます。これらは明確に目的が違うからです。

 残念ながら、講演も研修もセミナーも、すべてごっちゃごちゃで同じようなものと考えている方が多いのですが、本人が気付いているかどうかは無関係に、話は上手なのに、「なんだか細かくて面倒くさい」とか、「バックエンドにつながらない」…といったズレとして必ず表面化します。

 要するに、話す目的も考えずに話し方だけ訓練しても、全く意味がないということです。コンサルタントは、話をする目的と、話す内容、そして構成を特に意識しなければ話をする成果があがりません。

 簡単な話、結婚式のスピーチがどれだけうまくても、商談で契約がとれなければコンサルタントはやっていけない、ということです。

 あなたは、講演と研修、セミナー…で、話す目的を明確に分けて、話す内容と構成を変えていますか?

 

著:五藤万晶

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