がんばれコンサルタント! 第55話:正しい判断を妨げるもの

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第55話:正しい判断を妨げるもの

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 先日、あるコンサルタントの方と打ち合わせをしていた時のことです。「こういうサービス出ているのご存じですか?」と、見せてもらったのが、「freee」というウェブサービス。ざっくり言ってしまえば、全自動のクラウド会計サービスということで…。

 この「がんばれコンサルタント!」で、昨年11月に、「数字モノが危ないもう一つの理由」と題して、これからの時代の大きな流れとして、「数字モノ」を実務として扱う危険性について書きましたが、まさにそれを具現化したようなウェブサービスが登場してきているのです。

 正直、予想よりかなり早い登場で、驚きを禁じえないのですが、さすがグーグルにいたという人が作ったウェブサービスだけあって、銀行口座やカードとの自動連携も可能になっていて、仕分け作業から決算書づくりまですべてウェブ上でできてしまう…という優れモノ。

 現金で支払ったレシート類はどうするの? といったところで、まだ少なからず細々とした作業は残るかもしれませんが、小額決済はすべて電子マネーで…とか、カードを分ける…といったことで、すべて全自動オンライン処理…といったことが当たり前になる日も近そうな気がします。

 私が言うまでもなく、もはやこうした流れは変わることはないでしょう。周囲には口酸っぱく申し上げていますが、もはや、「作業対価」では高い収入は望めなくなるのは明白です。知恵やノウハウ、経験、判断…といった無形のモノをいかにお金に変えられるかこそが、これからの時代、本当に重要となります。

 面白いのは、「そんなの当たり前でしょう」と、他人の商売に対してはほとんどの方がうなずくという事実です。ところが、現実を見ると、いざ自分達の商売の領域においては、どこか他人ごとで同じ商売を続けている人が大半です。

 「分かってはいる…」としても、感情が邪魔をして納得がいかず、結果として判断が遅れたり誤ってしまう…ということが起きてしまうのが、その最大の理由です。

 要するに、「自分たちの“こうあって欲しい”という願望が、正しい判断の邪魔をする」ということなのです。

 人は誰でも、未来の良い状態を夢みたいものであり、それを自ら否定することに対しては、無意識に拒否反応が起きるものです。これは事業経営者や一匹狼のコンサルタントの方々には特に、プラス思考が強いために顕著と言えます。

 確かにこのプラス思考は非常に重要な要素ですが、こと判断をすべき時には邪魔をする場合がある…ということを、念には念を入れていないと、「そういうことは起きない」とか、「自分は強運の星の元に生まれている…」といった根拠のない理由を並べてしまいがちです。

 自分の思い込みがまざった判断は、強い願望として強力なエネルギーにもなる場合がある一方、時として致命的な過ちにつながる場合があります。ある親しい経営者の方は、「自信と過信は紙一重」とよく口にされていますが、まさにその通りです。

 金銭的欲求や、子供や家族といった同族感情、土地や建物への執着、長く続けてきた商品への愛着…。コンサルタント業において、クライアント先での正しい判断と共に、自分自身の未来についての判断もきわめて重要です。いずれも、時代の大きな流れにもとづいているかどうか、また、感情に左右されていないかどうか…。

 正しい判断には、自分の判断を無意識に狂わせてしまうもの…を、冷静に知っておく必要があるのです。

 

 


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