がんばれコンサルタント! 第532話:「なぜコンサルタントに?」の問いに、なんと答えるか

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「ゴトウさん、オヤジの会をやるんですが、一杯一緒にやりませんか?」── ひと月半ほど前に、お声がけをいただいたときのお言葉です。

先日、首を長くして待っていたその日となり、都内某所にて、高層階からの素晴らしい夜景にも目もくれず、楽しい話に夢中になって花を咲かせていたのですが、そもそも「なぜオヤジの会」、「なぜコンサルタント」…?

ちなみに一口に「オヤジ」と言っても、人によってイメージする年齢は結構バラツキがあるもので、40くらいを言う人もいますし、70や80くらいを言われる人もいます。まあ、自分の年齢がかなり影響するのは間違いないようで、50歳以上の人ならほぼ間違いなく自分を含めてそれ以上の、60とか70をイメージするかと。

お声がけいただいたのは、コンサルタント仲間の方々で、長い方だと7~8年くらい前に当社にお越しになられた方で、その後、当社が時折開いたりしている各種の催し物などでお互いに知り合われ、自然発生的に集まって飲まれている…とのこと。

気が合うのはやはり割と年齢が近い方々…ということもあって、60オーバー(実際には…?!)の方々が集まって「ドラゴンオヤジの(飲み)会」として楽しく飲んでいる…という話です。

五藤も50は越えていますが、まだそのような立派な年齢には達していないので、たいへん光栄に感じながら?ご一緒させていただいたのですが、わいわいお話しをしている中で強く感じたのは、「ある程度お年を召してからコンサルタントを目指された方々に共通する独特の感覚」です。

何か…と言えば、ズバリ「納得感」と言えるものです。他人がどうこう言おうが、世間や常識ではこうだと言われようが、自分の人生において「自分が本当に納得できるかどうか」が基準で、行動もそれに則っている…。

この感覚については、若いときから強く持っている…という方ももちろんなのですが、やはり年齢を重ねてきた方々ほど、より一層、この感覚が強く表れているように見えます。「自分の人生の残された時間」を考えるからに他ならないでしょう。

単純な話、自分の人生のはずなのに、なぜか「他人の人生を生きる」としたら、どうにも満足も納得も行かないに違いありません。そもそも、「他人が決めた楽しさや嬉しさ、やりがい」…といったものの中で、どうやって満足しろというのか…という話です。

「転ぶとアブナイ」といってオートバイはもちろん、スキーやスケートも禁止し、「安全が一番」とウォーキングしかさせない…。もちろん、怪我したり万一のようなことになれば…と考えれば、理に叶っているのかもしれません。

しかし、見境もない小さな頃ならいざ知らず、これまで立派に生きてきた大人、それも人生の残り時間を考えるような頃になって、「やりたかったのに、残念だ…」と指をくわえて貴重な残り時間が消えていくのを数えるとしたら、それで「納得がいくのか?」という話です。

当社には様々な方がお越しになられます。お若い方なら30代中ごろくらいから、上は70代後半くらいまで幅広いのですが、一つ共通点をあげるとしたら、この「自分への納得」という感覚が強い方が多いという点でしょう。いわば、一度しかない人生を、どう「自分の人生として納得して生きるか」という想いが強い方々です。

実際、コンサルタントになろうと思ったきっかけを尋ねてみれば、その理由は様々ですし、これまでにされてきた仕事に絡んでの独立という方が大半です。一方で、感情面で言えば、ほとんど共通的に「納得したい」という想いがご自分を突き動かしていて、それは年を重ねられた方ほど、より一層強いと感じています。

どちらが正しい…という話をしたいのではありません。人生に対する考え方の違いというべきでしょう。失敗したり転ぶのが絶対に嫌というタイプであれば、それは「安全第一」を選択することです。一度転んだだけで、延々と繰り返し「あの時やらなければよかった…」と自分自身を苛むからです。

しかし、「転んでもいいから納得したい」という考えが少なからずあるタイプ、もっと言えば、「転ぶかもしれないけど、上手く行ったら最高でしょう!」と思えるタイプであれば、「納得を基準に行動を考える」べきでしょう。やらなかったことに対して、より一層後悔するからです。「あのときやっておけばよかった…」と。

面白いのは、失敗しても転んでも、笑いころげながら納得している人たちは、そうした仲間とどんどん仲良くなり、輪が広がり、失敗話にも花を咲かせます。失敗にくよくよして安全第一にしている人たちと対照的です。

大事なことは、自分を押し殺し、他人の人生に生きるとしたら、これはもう、操り人形となんら変わらず、何をやっていても「人が決めた基準」で楽しくなくても笑い、面白くなくても面白がらなくてはならなくなる…ということです。そして、やめたくなくてもやめなくてはならないのです。

実は、オヤジだけではなく、まあなんと言いますか、オバサンというと怒られそうなのですが、そうした素敵な女性の方々もいらっしゃいます。素敵なオヤジ、素敵なオバサンたちは、世間のやり方などにとらわれることなく、自分独自のコンサルタントとしての活動をされています。

共通することは、当社にお越しになってつくり上げた「自分のビジネスの武器」を使い、それをまさに自由自在にアレンジして、面白く納得できるコンサルタント人生を歩まれていることです。

あなたは、ご自分のこの先を考えるとき、納得しながら歩けていますか?

著:五藤万晶

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