がんばれコンサルタント! 第545話:コンサルタントが意図的に打破すべき、無意識の固定観念
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「ゴトウさん、経営トップが替わったら会社がこんなに変わるなんて、本当にすごいですよね~」── 先日、親しいコンサルタント仲間と一緒に、ちょっと東京を離れた遊興の場で、杯を酌み交わしていたときに出てきた言葉です。
IT企業で経営トップが変わって…と言えば、いま話題のツイッター社の話です。ご存知の方も多いと思いますが、イーロン・マスク氏が買収して経営トップに立った後、まさに電撃的な速さで同社の改革に手を打っていっている…という話です。
さすが外資系はすごい…といいますか、中でも、いきなり社員の半分をリストラするという、ちょっと考えられないようなことを断行してしまう凄さ…。もちろんこのスケールになると、影響も大きいですし、テレビでも扱われて賛否両論になっていたりします。
感覚的なところでは、概ね経営陣や自営業系の方々は、「イーロンマスクすごいことやるね〜」と驚愕と好意的な受け止めで、サラリーマンや公的な仕事と思われる人たちからは、その反対の反応がでている感じかと。
ちなみに、渦中にいるわけでもありませんし、詳しいことも知り得る立場にありませんので、実際のところどうなのかはわかりかねるのですが、我々が一つ押さえておくべきことは、「やっぱり外資系は…」という枕詞こそ、意識すべきポイントと言えるでしょう。
理由は単純です。この「外資系は…」というような単語を使うとき、そこには必ず「自分たちとは違う」という、無意識に自分と切りわけている観念がそこに隠れているからです。
これがやっかいなのは、特に意識することなく「なんとなくそう思っている」点で、「外資だからね…」という言葉の裏に、自分たちも気づいていないレベルで、「自分たちにはできない…」を正当化しようとしていませんか?…という話です。
この手の話をしていたとき、「そんなことはない!」と言ってきた人もいましたが、冷静に考えてみてほしいのですが、「その外資系企業も日本でリストラするとき、日本の法律ですよね?」ということです。
外国で外国の企業が大なた振るっている話なら、「まあ法律も違うから…」という理屈も成り立つかもしれません。しかし、日本の法律を順守しなくてはならない日本おいて、外資系企業が大胆な打ち手を取っているという事実を改めて理解するとき、「あれ? もしかして思い込み?」と気付かなくてはならないのです。
断っておきますが、リストラが良いとか悪いとかを論ずるつもりは毛頭ありません。無意識にムリだと思い込んでいることがある…ということをお伝えしたいのです。
ウチは●●だから…とか、自分は■■だから…、あっちは○○だから…、こっちは▲▲だから…。。。まさに無意識で壁をつくって理由にしていることがものすごく多いのです。
我々コンサルタントは、この壁を、クライントに対しても、自分自身に対しても、積極的にぶち壊していくのがある意味仕事と言えます。内部にいれば無意識の壁は見えづらく、外部からの目と力が必要とされるからです。
むしろ、「あっちは、○○だからできるんだよ…」ということであれば、「では、今日からウチは○○になります」と宣言したとき、一体何が起きるのか…。登記をして今日から外国企業になったらどうなるのか?
意識を変えるとこれまで壁だったことが急に開けていきます。勝手に壁だと思っていただけ…ということが世の中山のようにあります。
あなたは無意識のできない理由づくりに、気づけていますか?
クライントの無意識のできない理由づくりを壊していっていますか?
自分の無意識の壁を壊していっていますか?
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