がんばれコンサルタント! 第390話:プロとアマチュアを分ける簡単な境界線

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「ゴトウさん、お陰様で今年度もうあと少しですが、念願の数字に届きそうなところまで来ました!」── 2年半ほど前からお越しになられて、コンサルタント起業をされた方のお言葉です。

目下、数社のクライアント先を忙しく飛び回りながら、移動時間などを使って情報を発信したり、書籍を書いたり、セミナーを開催したり…と、営業活動をがんばってこられている方です。

傍からみれば「順風満帆」に見えるに違いありません。しかし、その紆余曲折ぶりはかなりもので、「とても奥さんや子供には言えません」というような話も…。

しかし、それを越えてきたからこそ、念願の3千万円という数字に到達しそう…というところまでこられた訳です。決算まで残り3カ月半ほどあるそうなので、かなりの確率で達成されるのではないかと思っていますが、面白いのは、この手の話をしたときの「周囲の反応」とのこと。

何が面白いかと言えば、「コンサルタントって儲かるの?」「あの、講演とか研修やるやつでしょ?」「コラムとか読んでるよ、ああいうのを書けばいいの?」…と、知人などが盛んにつついてくるらしいのです。

ちなみに、こうした現象は、この方だけに限ったことではありません。どこかで上手く行っているという話を聞きつけると、マスコミの取材ばりに根ほり葉ほり訊いてきて、最後にには必ず「つまり、○○が成功の秘訣ですね?」…念押しというか、確認しようとする人たちがいます。

一つ言えることは、「この手のタイプはどうあがいても上手く行かない」ということです。理由は実に簡単です。「表面を聞きかじって、それをマネすれば成功すると思いたい症候群」だからです。

この手の人はどこにでもいます。自分勝手に解釈して分かったつもりになる…。冷静に考えれば、2年半の間にどういった努力をしたか…を、わずか1行のフレーズに集約することなど絶対に無理なことくらい、子供でも分かる話です。

にも拘わらず、やれ「成功の秘訣は●●と言ってた」とか「〇〇を押さえれば上手くいく」、「□□がポイント」…などなど、新聞や雑誌のタイトルのような調子のいいフレーズをわかったつもりになって、そこだけマネすればどうなるか…。

大事なことは、物事にはレベルというものがある…ということです。それは質問一つにも表れます。自分勝手な解釈をしたいがための質問こそ、アマチュアの典型的なパターンだからです。そして、もう一つ重要なのは、「自分の場合はどうすればいいのか?」という個別論です。違いますか? 一般論どれだけ聞かされても、「結局自分の場合はどうすればいいの?」と誰もが思うハズです。

個別論に落とし込むことを考えるとき、表面的なハウツーより、本質なことのほうが圧倒的に重要ということは、別世界にも関わらずプロとして活躍している人同士なら、感覚的に分かり、通じ合え、参考にできる…ということからも分かるでしょう。

だからこそ、プロや一流は、ハウツー的なくだらない質問などまずしません。むしろ、感覚や考え方、哲学、ポリシーといった深く、根本の部分を重視し、それを聞こうとします。それが自分の場合を考え出す大きな要素になるからです。

レベルの話でも、「誰でもできる…」というのが、一体どのレベルの人を指していっているのか、素人相手なのかプロ相手なのか、まず確認しなければ完全にトンチンカンなことになってしまいます。

この理屈が分からない人は、プロユースのものに対して、「皆が使いこなせないモノはオカシイ」と、意味不明なことを言ったりします。ハッキリ言って無知の極みです。

プロ仕様は「プロのレベル」を前提として作られていて、その力量があるとき、最高のポテンシャルを発揮できるように作られているのです。スポーツでも職人でも、アマチュアがプロの道具を恰好をつけて使えば、ケガをするのがオチです。プロの道具を使いたければ、少なくとも「プロを本気で目指すレベル」は最低限必要ということです。

重要なこととは、あなたが目指していることは、「プロフェッショナル」なのか、それとも「素人に毛が生えた程度のことなのか」ということです。まず、ここをいい加減にしておいて、恰好だけプロっぽく見せたいだけなら、火傷するまえに考えなおしたほうが無難です。

クライアントを目の前にして、「私はプロフェッショナルです」と言えますか? 言う覚悟はありますか? もし言えないなら、火遊びはやめたほうがいいでしょう。

一方で、「本物の道を歩きたい」「自分のやってきたことを本気で活かしたい!」「報われる人生を歩みたい」と思われるなら、ぜひプロフェッショナルの道を歩むと決めてください。覚悟です。

これがない限り、プロが集まるところに行く意味さえ、理解できないからです。プロはプロの集まるところに行きます。

これは自ずと自分の商売や年商、年収にも直結してくる話です。オママゴトのレベルなら当然、オママゴトの収入です。それを変えたいなら、変えられる道を選択すべきでしょう。

あなたは一度しかない人生、どちらを選びますか?
あなたがプロフェッショナルとして活躍するのを応援します。

著:五藤万晶

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