がんばれコンサルタント! 第162話:独自性をつくり出す3大ポイント
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先週末の土曜は、第18期グループコンサルティングの最終日で、この2か月半の間、うんうん唸りながら、自分だけのコンサルティングメニューづくりを行ってきたものが完成する、まさにハレの日。
もちろん、本格的な活動はこれから…ですから、浮かれてばかりはいられませんが、自分独自のコンサルティングを手にしたということは、強力な武器を手にしたことを意味しますので、大いに飛躍が期待できる訳です。
理由は単純です。仕事柄、多くのコンサルタントの方々とお会いしてきましたが、「自分独自の強みを持っているかどうか…」は、活躍できるかどうかの絶対条件と言っていいほど重要だからです。
一般的に、専門性や強み…として考えられていることで、大きく誤解されているのが、その専門性や強みの根源が、何からきているのか…という点です。
差別化とかUSPといった表現で強みを作り出そうとする考え方がありますが、コンサルタントとしての強みとして押さえておかなければならないことは、「習ったことを教えても、絶対に独自の強みにはならない」ということです。
早い話、教えるマニュアルを丸暗記して教えようとしても、指導員としての仕事はできても、「自分独自のコンサルティングの強みを活かして…」とは、まるで違うということです。
コンサルティングにおける強みや専門性とは、あくまでも実務経験や現場での知識、ノウハウ…などに基づいたものでなければ、本物の強みになることはありません。つまり、強みの根源が、パーソナル性のものであったり、本やスクールで学んだことをどれだけ積み上げても、強みにはならない…ということです。
コンサルティングとは、どこまでも実務の世界のお手伝いだからです。「学んだことを上手に教える世界」とは、まるで違うのです。
この当たり前の原点に立ち返るとき、コンサルティングの強みとは、自らの仕事の現場で培ってきたことが起点になっていなければ、絶対につくりあげることはできないことが分かります。
すなわち、独自のコンサルティングの条件をあげると、
- 自分の経歴と紐づいていること
- 自分独自の考え方やノウハウ、経験などに基づいていること
- 守備一貫した考え方で貫かれていること
といったポイントが押さえられていることが条件となってきます。これをクライアントに提供できるように、工程化され体系化されているかどうか…ということです。
たまに、「コンサルタントにでもなってみるか…」と、これから教える内容をビジネススクールで学ぼうとしたり、講演パフォーマンスを一生懸命覚えたりする人がいますが、その人の経歴が教える内容と関連性がなければ、傍から見れば「アヤシイ」以外の何物でもないわけです。
過去を消した?くらいに、経歴がよく分からない人もいますが、経営者から信頼を得て、この人に頼みたい…と思われる前提条件として、「なぜ、この人はこういうコンサルティングをしているのだろうか?」という問いに答えているかどうか…。
他人がつくったものを真似しても、どこまで行ってもオリジナルになれません。一方で、自分の過去や経験、考え方は自分だけのものです。これを体系化することこそ、独自の強みを持つことができます。
目の前の2、3か月とは大変長く感じるものですが、人生の中で2、3か月とはほんの一瞬です。自分の人生を最高に活かすことができるコンサルタントを、あなたも目指しませんか?
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