がんばれコンサルタント! 第204話:コンサルタントとして、成長を継続させていくために意識すべきこと

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二流は、昔の話と昔の写真を使う。一流は、今の話と今の写真を使う。

 

「ゴトウさん、ブログとかコラムを書いていくにあたって、何か気をつけるべきことはありますか?」── 先日、これから本格活動を開始…という方から、ご相談の際にいただいたご質問です。

弊社では、コンサルタントの方々にコラムと言いますか、ブログと言いますか、いずれにしろ「定期的なメッセージの発信」ということを、ぜひ行ってください、とお伝えしています。コンサルタントにとって、「メッセージ」とは、極めて重要な営業活動の一つだからです。

この「がんばれコンサルタント!」も、そうしたコラムの一つであり、毎週火曜日に配信をしています。関わった多くの方々に「毎週出してください!」と伝えているだけに、自分がサボったら…と、当然ある種、強烈なプレッシャーもありますが…(汗)

病院送りとか引退するときでもない限り、止めるわけにはいかないのですが、ここで一つ、いつも心がけていること、またお伝えしていることがあります。それは、「できるだけ最新のネタで…」ということです。

「ライブ感」と表現した方がより近いかもしれませんが、できるだけ直近にあったこと、それを毎週毎週、テーマを設定してキッチリ発信していくようにしてください…とお薦めしています。

もちろん、じっくり自分の論理立った考えをまとめて発信したいので、そのような毎週毎週書く方法は、自分には合わない…というお考えもあると思います。これはこれで一つの考え方であることは間違いありません。

ではなぜ、毎週毎週、書き貯めすることなく最新のネタで書くことをお薦めしているかと言えば、理由は極めて単純です。このやり方は、「コンサルタント本人を成長させ、鍛えることができるから」…です。

常識的に考えて、毎週毎週、コラムのテーマや題材になるようなことが身辺で起きる…ということはなかなか難しいことです。ですから当然、「毎週書けと言われても、ネタに困る…」ということが起きてしまいます。

ここでどう対処するか…ということになりますが、確かに「以前の出来事」や「書き貯めておいたものを使う」という方法も一つです。

一方で、そもそも「毎週書くのに困らないために、積極的にアンテナを立て、ネタを獲得できるように行動する…」という考え方もあります。

後者の最大の利点は、新聞を見ても、町を歩いていても、クライアントと話をしていても、少し時間が空いたときにも…、常にアンテナが立っているので、些細な事にも目がいき、それを「どう発信すればいいのか…」と思考を巡らせるようになる、という点です。

これは、何もブログやコラムだけの話ではありません。クライアントからの質問一つに対しても、日頃から様々に思考を巡らせていなければ、常に状況は変化しているだけに、強く新しい打ち手を指示することはできなくなってしまいます。

言ってしまえば、自然と言うか強制的にと言うかは別にして、「小さな変化も見逃さず、常にモノを考える」状態になる、とい利点です。これは、ビジネスにおいて極めて重要です。いかなる変化も、最初は微細でほとんどの人が気付かない程度のことだからです。

「商い(あきない)」とは、「飽きない」を意味するとも言われており、ひたすらとも言えるほど、自らの顧客とビジネスについて飽きずに考えて行動していくことに、成長発展の秘訣があると言えます。

コンサルタント業の場合、その生命線とも言えるのは、何といっても高度な思考や新たな打ち手です。過去の手法は、年を重ねるごとに、否、毎週、日々という速度で確実に古く効果が出ない、昔の手法になっていくことは間違いないのです。

重要なのは、「日々アンテナを高くして…」といくら言われても、残念ながらこれで実行できるという人は、まず居ない」ということです。いつ止めても、サボっても、誰にも何も言われ状況下で、必死でがんばれる人など、想像以上に少ないのが現実だからです。

逆に、営業活動という極めて重要な実務であり、対顧客、対クライアント…という、サボれないプレッシャーの中であれば、必死にならざるを得ませんし、「止められない」ということこそ、実に都合のいい環境ということです。

だからこそ、自分を成長発展させ、日々強い状態に鍛えていくために、自らのアンテナの感度を高め、思考をまとめ、メッセージにしていく…というこの活動も、自分のビジネスを鍛えていくために大いに活用すべきと考える訳です。

真に成長を目指しているのであれば、それを自らに課すために、最新の事例や話題、写真一つにしても「毎年のように撮影」といったことが考えられます。

事実、強く永く活躍されている方は、共通して、一昨年より去年、去年より今年、必ず良くなっていっている…と自らの成長を確認するかのごとく、新しい写真を用意し、新しい事例を話されます。実際、成長しているときは、1年前の写真と見違えるようになる人も珍しくありません。

若くてキレイな写真、カッコいい写真…などは、プライベートでは結構なことです。セミナーや講演でも、昔の話や新聞で読んだ記事のような話も、漫談や楽しむ講演としてはいいでしょう。大事なことは、あなたの仕事は何か…ということです。

知的ビジネスで本当に内面からでてくる力強さ、人間性、信頼感、エネルギー…といったものは、たゆまぬ努力からでしか手に入らない…ということは言うまでもないことでしょう。

みずからのビジネスを、強くたくましく、そして成長させていくために、最も重要なことは、日々鍛練を続けなくてはならない仕組みになっているか…ということなのです。

あなたの日々の活動は、ビジネスを鍛える活動になっていますか?

 

著:五藤万晶

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