がんばれコンサルタント! 第222話:コンサルタントが、真の強さを手に入れるための絶対条件

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二流に限って、営業力の無さを認めたがらない。

 

「ゴトウさん、お陰さまでこの3か月間に、5社から契約いただくことができました!」── 昨年、ある業界から転じてコンサルタント起業をされた、目下ご活躍が著しい方のお言葉です。

最初、ご相談にお越しになられた時、「自分の強みを活かしたビジネスをしたい。そのためには、これまでにやってきたことを活かせるのが重要だと思うのですが、どう構築すればいいのか…。これは、プロに相談するのがやはり、一番近道だと思ってここに来ました」…と話されました。

弊社では、「その人ならではの独自のコンサルティング」づくりをお手伝いしていますが、この独自性の根源は、何と言っても「仕事やビジネスの現場で培われてきた経験やカン、ノウハウ」といったものです。

社会に出て、ただ言われたことだけをやっていた…というのならともかく、10年以上、現場で仕事を一生懸命にされてきた人であれば、必ずと言っていいほど、「独自のノウハウ」を積み重ねてきているものです。

本人的には「大したことがないのでは?」と思っていることも多いのですが、一歩外に出て、特に業界が変わると「えっ、それは凄いですよ!」といったケースは非常に多いものです。

ただし、ノウハウビジネスを行うにはカタチを整え、指導してお金をいただける体制をつくる必要があります。この、自分のノウハウを「売れるテーマ、売れるカタチ」に変えて、コンサルティングビジネスとして立ち上げていくお手伝いをしているのが、当社のお仕事です。

さてここで、「体制は整う」のですが、その先に、最も重要なことがあります。そもそも、その最も重要なことを少しでもやりやすくするために「コンサルティングの体系化、パッケージ化」を行っているのですが、そのことを忘れてというか、見ないようにしている人が世の中、意外なほど多いのです。

極めて重要なこととは、ズバリ「営業」です。ビジネスが上手くいくか、商売が上手くいくかどうか…は、「営業力にかかっている」と言っても過言ではありません。

こういうと、営業力がなくても上手くいっている人もいるし、自分はそういうスタイルは嫌だ…といったことを言われる人もいます。どれだけ意味不明な事を言っているのか、当のご本人は分かっていないのかもしれません。

それはともかく、営業という言葉では理解しづらいとしたら、「知られるための工夫」「頼みやすい仕組み」「認知されるための仕掛け」「告知できる体制」「一定の確率で売れる案内方法」「口コミや紹介を促すツール」「短い時間に説明できるフレーズ」「販売を手助けしやすくなる制度」「説明する場づくり」「紹介のための提携」…などなど、さまざまな「営業」方法が考えられます。

営業を「営業マンのように人的に汗水たらしてやるもの」といった、超単純思考で考えているためか、「営業はイヤ!」という拒否反応を示す人が、特に「センセイ」と呼ばれる人に多いのですが、これは本当に大きな間違いです。

そもそも、いかなるビジネスも、お客さんがいなければ絶対に成立しません。「私はセンセイだから、営業なんてしない!」と、どれだけふんぞり返ったところで、お客さんが一人もこなければ、たちまち窮して廃業です。

これで廃業にならないのは、よそに収入源がある「なんちゃって先生」くらいなもので、この手の人の話は、極めて自己中心的かつ、自己顕示欲がやたら強いのが特徴です。要は、「自分大好きで、偉そうにできるセンセイ業を趣味でやっている」というパターンですが、当然、本来のビジネスでも何でもないので、まともな人はさっさと離れますが…。

それはともかく、営業を、「クライアントの方から寄ってきてもらうための仕掛け、活動」と考えれば、これは本当に重要ということくらい、まともに仕事を考える人であればご理解いただけるはずでしょう。

問題は、この当然のことに対して、自分の行っていること、実力、現在の状況…などを、真摯に受け止めるかどうか…という点です。

ズバリ言ってしまえば、「営業力が無い人に限って、それを認めたがらず、違うものに逃げようとする」ということが顕著です。

冒頭の、絶好調になっている方も、当初セミナー開催をされた際、まったく契約をしてもらえず、「自分はやっていくことができるのでしょうか…」と不安を口にされていました。そして、自分のやっているところのどこがダメか、指摘をしてほしい…とわざわざご相談にもお越しになられたほどです。

「自分のどこが間違っているか。ダメなところの指摘」というのは、言葉でいうより、本当に勇気のいることです。プライドが傷つきますし、そもそも「自分がダメな状態」というのを認める必要があります。

しかし、自分の弱点や現在の本当の状況を認めない限り、真の強さが手に入ることは決してありません。本当に必要なものを手に入れたければ、小さなプライドなどかなぐり捨てて、目的遂行のために裸になって努力する…ことこそ、極めて重要なことなのです。

あなたは、自分の本当の夢の実現のために、小さなプライドを捨てていっていますか?

 

著:五藤万晶

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