がんばれコンサルタント! 第263話:コンサルタントが絶対に押さえておくべき「情報発信」の原則

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「ゴトウさん、やっとコラムを書くことの意味が分かってきましたよ…」── 昨年コンサルタントとして独立され、自らセミナーを開催しながら数社のクライアントを忙しく飛び回っている方のお言葉です。

当社ではよく、「コンサルタントとしての提言や考え方などを、できれば週に一度、少なくとも月に一度くらいは発信してください」とお伝えしています。

このことは、この「がんばれコンサルタント!」ではもちろん、個別にしろグループにしろコンサルティングの中でも、そして五藤の書籍の中でも一貫して申し上げていることで、それはコンサルティングビジネスの展開において「絶対に外すことができない重要施策」と捉えているからです。

問題は、この「絶対に外すことができない重要施策」といくら申し上げても、人によってはなかなか理解がされず、あくまでも「表面的な行為」としてだけ捉えられてしまうことが残念ながら少なくありません。

このため、「コラムを書いた程度で、コンサルタントの仕事が取れるわけがない!」とか、逆に「書いてあればいいんでしょ? 適当に言われたとおり毎週書いてますよ」、さらには「毎週書くなんて時間の無駄だから、5本くらいまとめて書く方が効率的」…など、まあ実に表面的なお言葉が返ってくることも。

毎週書くコラムの意味、というものがあります。例えば飲食店で「いらっしゃいませ!」と明るく元気に声をだして挨拶することや、店内はもちろん、入口やトイレの掃除、そしてメニューに汚れがないかとか、新しい食材を探したり研究したり、様々な日々の活動をしていると思います。そしてこれらは特段変わったことではないと思います。

もし、「トイレを掃除すればお客が増えるんですか?」という質問を受けたとしたら、どうでしょうか。それで増えるかどうか…というより、できていて当たり前では? というのが大半の答えだと思います。

コンサルタント業の場合、多くの場合、お店というものがありませんし、コンサルティング中を人に見せるということは、まず考えられないため、「通常の活動」というものが非常に見えにくい商売です。

ですから、人によっては「何もしなくてもいい」と思って始めてしまう人もいます。何か見せるにしても、「コンサルタントと似て非なる人」がやっていることを、表面的にマネて自社サイトやSNSにアップしているだけ…。

冷静に考えれば、これがどれだけレベルの低いことなのかは、ちょっと考えればスグに分かることだと思います。あなたが一流を目指している料理屋さんだとして、「今日もトイレ掃除しました!」などと、SNSでアピールするかどうか? ということです。

一つだけハッキリ言えることは、圧倒的な活動量、しかも日常的によく回している土台となる活動があった上で、自分のお客様に対して営業的にアピールできること「だけ」を吟味し、さらに言えば、そのアピール自体が全体の商売繁盛の仕組みの中でどういった役割があるのかもしっかり設計されていて、はじめて活動が意味をなす、ということです。

単に表面的に「どこどこに行きました」「どこどこでクライアントと食事しています」「コラム書きました」「メールだしました」…では、会社で言えば、担当者レベルの作業以下と言わざるを得ません。要は、自己満足のアピールであり、まったくビジネスのための設計された活動になっていない…ということです。

こういう状態、また設計が行われていない、もっと言えば、設計しているつもりでも、機能していない状態…であれば、結局何を活動しているつもりで一生懸命にやっていても、商売繁盛という成果は一向に近づいてこない…ということになります。

冒頭の言葉をつぶやかれた方は、それこそセミナーの自主開催もしていますし、コラムもメルマガも、SNSもされています。それだけなら多くの人が「表面的には一緒」ですが、それらの一つ一つの役割、真の営業的意味が、自らのビジネスの全体像を描けてきたからこそ、パーツパーツがつながり、活動が本当の意味で力強くなってきているのです。

「情報の発信」と、「自分が発信しなければならないことを発信する」とでは、もう天と地ほどの差がでてきます。

コンサルタントの主たる仕事とは、コンサルティングですが、この本筋を軸に、みずからのビジネスの全体像をしっかりまとめて進めていくべき方向性を決めていくのが、自分のコンサルティングの体系化、ということです。

あなたは、みずからの商売繁盛のために、活動すべきことが見えていますか?

 

 

著:五藤万晶

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