がんばれコンサルタント! 第378話:経営指導を理解しているかどうかの分かりやすい判断基準

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「ゴトウさん、いやぁ~、普段クライアントの社長に、ちゃんとやらないと駄目ですよ…なんて言っているのに、なんで自分が今回やってなかったのか、ホント笑っちゃうというか、気づかないもんですね~」── 先日、とある経営に関する催し物にご参加されていた親しいコンサルタント仲間のお言葉です。

なんでも、普段は社長さんに、「お客さんは自分で集めるものですよ、まってたらダメですよ」…とご指導しているのに、なぜか自分がうっかり?! 待ちの姿勢になっていた…とのこと。

いたく反省しきり…と照れ笑いしながらお話されていましたが、次回は必ず攻める姿勢でチャレンジします~!と、高らかに周囲にも宣言されていたのが印象的でした。

ちなみに、この催し物、これまでに無い試み、前例のない中での対応…なだけに、そこに参加されただけでもすごい挑戦だと思います。ミスをした…と述懐されたとしても、これは至極当然というもの。

面白いのは、「前例がない」ということに対して、人はどう考えて行動するのか…ということですが、一つ言えることは、「前例がないから面白い」と思う人と、「前例がないから嫌」と考える人と、明らかに分かれる…ということです。

以前、書籍の編集をしていたころ、本がしあがって「この新刊お取り扱いいただけませんか?」と書店さん回りをしてとき、ある書店で、「どれだけ売れているの?実績は?」と聞かれたのを、今でもよく覚えています。

当の書店の人は、もしかしたら真面目に訊いているのかもしれません。しかし、この真面目さはある意味、「失敗しないためには有効」かもしれませんが、間違いなく「自らチャンスを捨てる行為」、もっとハッキリいえば、「成功を阻害する行為」と言わざるを得ません。

理由は極めて単純です。「前例がある=誰かの後追い」をするということは、「安全を担保」にしようとしている訳で、すなわち「成功を削る」ことに他ならないからです。

当たり前ですが、新しいことに一緒になってチャレンジした少数の理解者には優遇が行われます。様子見だった人には、「後回し」が起きます。実際、このとき本は10万部以上売れたのですが、最初に「実績は?」と言っていたところには、結果として出荷が後回しになりました。商品が売れて送りようがなかったからです。

本物の新製品に、売れた実績などあるはずもありません。「新」だからです。だからこそ、みずからの動物的カンを養う必要があるのですが、安全を担保したい人は、このアンテナが錆びついていくのです。結果、チャンスを失する…。

この手の話をするとき、「そうは言うけど、ちゃんと新製品で、売れている実績的なものを示しているものもある…」と反論してくる人がいます。そう、むしろ怖いのは、この手のものです。

世の中には「単なる微調整品」「型番違い製品」「ほぼパクリ製品」「二番煎じ品」「ものまね製品」「二流品」「まがい物品」…というのが横行しています。一見「新しい」を装っていますが、すぐに化けの皮ははがれます。見抜くのも簡単です。これらに共通していることが2つあります。一つは「値段の安さを武器にしている」こと、もう一つは、「市場開拓への投資が行われていない」ことです。

後追い思考の人は、悲しいまでも「自分の脳みそで考えることができない」状態にどんどん自分を追いやっていく傾向があります。「実績は?」「数字は?」「駄目だったらどうする?」「返品、返金は?」「保障は?」「様子を見てから」「失敗したら?」…と、際限なく安全を担保しようとします。

当然ながら、品物、製品、サービス…に限ったことではありません。知識やノウハウ、指導、コンサルティング…においても、まったく同様のことが言えます。

一つハッキリしていることは、ビジネスで後追いをする…ということは、それだけ「成功の果実が確実に減る」ということです。先行者が圧倒的に果実を取った残り物だけが、二番手以下に与えられるからです。

もしこれが嫌なら、そもそも、下手にリスクに手を出さないことです。大人しく、果実を一つだけ配分してもらえる環境に安住することです。間違っても果実2つ3つなど、分不相応の望みをもたないことです。

人と同じこと、人の真似事、人の後追いをしているのに、人より多くお金がほしい…というのは、これこそ「傲慢の極み」と言わざるを得ないからです。

一方で、もし純粋に、自分の知識や経験、ノウハウを活かして、本当に大きく報われるようになりたい…と真に願うなら、自分のビジネスをつくる…という活動、そして投資というものに果敢にチャレンジすることです。

誰かがつくった仕事をするのか、自分がつくったビジネスを展開するのか…。その決定的な違いは、まさに投資に対する思考に如実に現れます。

あなたは新しいことが好きですか? 変化に挑戦できる人ですか? 勝負に打って出れる人ですか? 冷静に考えれば、この逆の人がいったいどうやってクライアント指導をすると言うのでしょうか…? ということです。

当社は、あなたのビジネスをつくるお手伝いをします。
 あなたのチャレンジが、世の中を変えます!

 

著:五藤万晶

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