がんばれコンサルタント！ 第435話：コンサルタントとして押さえておくべき儲かる商売をつくっていく秘訣

「ゴトウさん、クライアント先を回っているんですが、地方は特に差が鮮明になってきていますね…」── 数年前にコンサルタント起業をされて、いまや全国を飛び回っている仲間の方のお言葉です。

10月に東京もGOTOキャンペーンに入ってから、まだまだ…とは言いつつも、都内の空気感はかなり変わってきているように感じます。

そうした変化を、地元の目を気にされながらも、東京に足を運んで皮膚感覚で感じ取っている地方の経営者は、生き残りと次の躍進のチャンスのために虎視眈々と手を打っていかれているのが分かります。

一方で、まさに「貝をとじたよう…」との表現が適しているかのように、外部との接触を拒否、拒絶しているところが、地方には数多くあるのも事実です。

「なぜそうしているのか？」と尋ねてみると、本当のところ詳しい理屈云々よりも、「周囲の目が怖い」というのが最大の理由だったりします。

では、その地域の人はみんなそうなのか…と言えば、当然ながら「違った考え」の人もいます。まあ、表立ってぶつかるかどうかはともかくとして、なんとなく合わせているようにしながらも、しっかり手を打っていっている…という賢い人が必ずいるものです。

当たり前のことです。全員が全員、同じように貝をとじて…を、本気でやっていたら、その先にあるのは衰退、そして限界をむかえて破綻、消滅…するしかなくなるからです。

本物の貝だって、ずっと閉じていたら死んでしまいます。こんなことは子供でも分かる話です。

だからこそ、世の中、「変わり者」と言うと語弊があるかもしれませんが、知恵を使って流れを変えていこうとする人の存在は、本当に大切になってきます。

世の中が変わったからと言って、全員で思考停止していてはお先真っ暗ですが、それに対応することをさっさと考えだしたり、もっと言えば、世の中が変わるというより、「こちらから仕掛けて変える」ことを考えるのが、商売人の本領というものでしょう。

事実、見事なまでに商売繁盛を実現させているところは、「後追い」ではなく、自らの独自の道を拓いていっていることが分かります。

人がたくさんいる繁華街に店を出すのもセオリーかもしれませんが、当然家賃も高ければ強力なライバルがゴロゴロいます。

一方で片田舎の人里離れた場所に、人を呼び寄せる魅力を放ち、大繁盛させているお店があります。

誰もが敬遠するような場所に話題を集めて人気スポットに変えたり、味が勝負の世界にデザインの魅力を持ち込んだり…。

高性能とパワーの世界に、エコの感覚の流れで勝負をかけたり、男か女かの世界にもっと自由な感覚で勝負を仕掛けたり…。

現在、世の中にある、ありとあらゆるものは、誰かが考えだし、誰かがつくった基準で動いていますが、逆に言えば、これは変えることだってできるということに気づくべきでしょう。

少なくとも、全部変えることは難しくても、またその必要もありませんが、新しい価値基準を作り出すことは決して不可能でもなければ無理な話でもないからです。

世の中の変わり者、そう、常識にとらわれない人たちが、新しい商品・サービス、商売…を生み出して、世の中に彩をつくりだし、賑やかさを与えてくれます。その根源のお手伝いをするのが、外ならぬコンサルタントなのです。

杓子定規に物事を考えて、「これはこうするのが正しい」といったことしか指導できないのなら、ハッキリいってコンサルタントなんて不要ですし、むしろ法律家とか試験管と言うべきでしょう。

自分が自分の人生を活かして、他に無い独自の領域を展開していなければ、指導先に独自の世界を切り開くお手伝いをどうやって行っていくことができるのか…ということです。

あなたのこれまで積み重ねてきた知識や経験、ノウハウ…といったものを、単なるアドバイスやお駄賃ではない、本物のコンサルティングに変え、大いなるビジネス展開を実現していく。当社は、あなたの本気を応援します。

次はあなたの番です！