がんばれコンサルタント! 第487話:コンサルタントが覚えておくべき、苦しいときに絶対やるべき重要なこと

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「ゴトウさん、今年はどうもイマイチです。コロナがあったので仕方がない面もありますが、他のコンサルタントで好調な人がいるんですからやっぱりやりようですよね…」── 先日、ある催し物で大勢のコンサルタント仲間が集まる機会があったのですが、そこにお越しになられた方のお言葉です。

イマイチ…といっても、本格的に悪いというよりは狙っていた状態に今一歩及ばず…ということで、ご本人的に不満という話です。そういう意味ではかなりレベルの高い目標設定に対して、到達していないというお悩み?です。

まあ、こういう高度な悩みなら、正直あまり深刻にならずに「まあまあ」と聞いてられますが、ときにはかなり深刻なものも出てきたりします。「クライアント契約が来月ゼロになる…」といった、お聞きしていてもお腹が痛くなってくるような話です。

誰でも、売上とか収入がストップする…と思うと、もういてもたっても居られないような気持になるでしょう。お金が入ってこなくなるのですから、歩いている道も歪んで見えてくるし、空気が重く感じられ、身体もどこか具合が悪くなってくる…。

たとえそういう状態でなくても、お金が入ってこなくなる…と考えるだけでも恐怖感が沸いてくるだけに、起業するときに多くの人が考えるのが、「定期的な収入」だったりする訳です。

気持ちは痛いほどよくわかります。誰でも怖くてたまらない訳ですし、なんとかしなくては…と、気だけ余計にはったり焦ったり…。落ち着かなくては…と考えれば考えるほど、シャープに考えられれない自分がじれったくなって、イライラしたり。

長いことビジネスを展開していこうと思えば、良い時もあれば、必ずといっていいほど悪いといいますか、どうも具合が悪い…というときは起きるものです。

だからこそ、覚えておかなければならないことがあります。思いっきりはまってしまうと、思考もひどく回転が悪くなったり散漫になって、まともに考えられなくなるからです。

大事なことは、まず、「何のためにそのビジネスや仕事を始めたのかを思い出してみる」ということです。このとき、「お金」とか「たまたま」というのなら、まあ言い方は悪いかもしれませんが、「では、他のことをすればいい」とも言えます。

こだわりがないのなら、食べていくために必要なことやればいいのだから、うじうじ悩んでいるよりさっさと他を探して始めたほうがよほど建設的だからです。

一方で、「こういうことをやりたかった」という想いから始めた…というのなら、その原点にしっかり立ち返って、「最も重要なこと以外は、大ナタをふるって時間を作り出す」ことです。必ずといっていいほど、「わずかなお駄賃のために、時間も労力も、もっと言えば、思考の大半を占めているものがある」からです。

お勤めしている人が、その収入を得るために捧げている労働時間を考えれば、それはもう驚くべきこと…などと言えば、様々なところからお叱りの言葉が飛んできそうですが、こと起業してビジネスを始めた人からすれば、「安全な収入」のために、一年365日の内、その大半の時間を提供している…という話です。そう、安定収入のためにです。

この感覚は、本能に根差しているものだけに、起業しても「怖さ」が先に立っていると、小さな安定的なお金のために、膨大な時間を費やして、それを守ろうとしたりします。

順調な時なら小さいながらもそこそこに増えていくので、それほど問題にはならないのですが、これが悪環境になってくると、その小さなお金を守るために、ますます自分の貴重な時間を費やしていってしまう、恐怖による悪循環が起こり始めます。

これを断ち切らないと、好循環サイクルに乗せることはできなくなります。そのためにやるべきことが、大ナタを振るって時間をつくりだすことなのです。

こういう時、よく、コストを下げる…という話がでたりしますが、もちろんコストを下げることは重要ですが、本当の意味での全循環に回転を変えていくためには、コスト以上に大事なのが時間です。時間を作り出さない限り、本当の意味での「新しいこと」を始められないからです。

何かずっと時間を取られている状態で、腰を据えて新しいことにチャレンジする…のは、ハッキリいって不可能です。気もそぞろ…な上に、意識が前を向いていないからです。

小さなお金のために抱えてしまっている負の部分や、小さな欲望のために多くの時間を浪費していることなどをバッサリ切ることで、驚くほど身軽になり、次に向かって意識も前向きになり、本当に新しいことを考えられ、始めることができます。

これは、コンサルタント本人というより、ビジネスとして同じことが言えます。企業でも、調子が悪いときほど、手間ばかりかかって全然儲からない仕事を受けていて…ということがよくあります。たいして儲からないのに、そのわずかな収益にしがみついて、ますます悪循環に陥っているというパターンです。

クライアントを窮地をからすくうためにも、こうしたことを皮膚感覚で実践できるか…。自分が陥りそうになったときに、この大事な前提を絶対に忘れずに実行してください。まず時間をつくる。そして新しいことを始める。

そしてその全循環がまた起こり始めたら、これが不思議と、さらに時間がない…ために余計なことをしなくなって、より重要なことに集中する…ということになります。

あなたは、自分のビジネスを儲かるように変える行動を取っていますか?

著:五藤万晶

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